
まず結論|くつろぎナイト12は「高い」とは一概に言えません
北陸電力の「くつろぎナイト12」は、夜間20時〜翌8時の電気料金が平日昼間より低く設定されています。
夜間:26.98円/kWh
平日昼間:39.87円/kWh
その差は12.89円/kWh。エコキュートで夜間の電気を活用するメリットは、今もあります。
ただし、「夜に沸かしている=必ず電気代が安い」ではありません。
昼間の電気使用量、沸き増し、燃料費調整額、太陽光発電の有無などによって、毎月の請求額は変わります。
「くつろぎナイト12って、今も安いの?」
「夜は何時から電気料金が安くなる?」
「太陽光があるなら、昼間に沸かした方がいい?」
電気料金の明細を見ながら、こんな疑問を感じたことはありませんか?
エコキュートといえば、夜の安い電気でお湯を沸かすイメージがありますよね。実際、くつろぎナイト12では、その考え方が今も役立ちます。
でも、太陽光発電がある家とない家では、電気の使い方が違います。家族が増えたり、昼間の沸き増しが増えたりすれば、以前と同じ設定が合わなくなることもあります。
同じくつろぎナイト12でも、ご家庭によって確認したいポイントは違うんです。
この記事では、まず時間帯と料金を確認し、その後で「自分の家なら、エコキュートをどう使えばいい?」という疑問まで見ていきます。
この記事を書いた人
エコキュート交換工事専門店「チカラもち金沢店」のスタッフです。
金沢市・白山市・野々市市・かほく市など、石川県内でエコキュートの交換や容量・メーカー選び、補助金などのご相談を承っています。
目次
くつろぎナイト12は高い?まず時間帯と料金を確認

くつろぎナイト12は、北陸電力の家庭向け料金メニューのひとつです。夜間や土日祝日の昼間に電気を多く使うご家庭向けとして案内されています。
最大の特徴は、夜間時間が20時から翌8時までの12時間あること。
料金単価を比較してみましょう。
| 時間帯 | 料金単価 | 対象 |
|---|---|---|
| 昼間 | 39.87円/kWh | 平日8〜20時 |
| ウィークエンド | 33.80円/kWh | 土日祝日8〜20時 |
| 夜間 | 26.98円/kWh | 毎日20時〜翌8時 |
※2026年10月9日確認時点の北陸電力公表単価。燃料費調整額などは別途反映されます。
平日昼間と夜間では、1kWhあたり12.89円の差があります。
たとえば、5kWh分の電気使用を平日昼間から夜間へ移せた場合、電力量料金の単価差は約64円です。
ただし、これは同じ電力量を使った場合の計算。実際のエコキュートは外気温や運転条件によって消費電力量も変わります。
ここで覚えておきたいのは、「夜間の単価が安いこと」と「電気代全体が安いこと」は別という点です。
くつろぎナイト12は高い?評判を見るときの3つのポイント

「くつろぎナイト12 高い」「くつろぎナイト12 評判」と検索したくなるのは、今の料金プランが自分の家に合っているのか気になるからではないでしょうか。
その答えは、料金表だけでは出せません。特に確認したいのは次の3つです。
① 平日昼間にどれくらい電気を使っている?
夜間は26.98円/kWhですが、平日昼間は39.87円/kWhです。
日中にエアコンや調理家電をよく使うご家庭では、夜間料金のメリットがあっても、電気代全体では高く感じることがあります。
② 燃料費調整額が影響していない?
電気料金は、時間帯ごとの単価だけでは決まりません。
北陸電力の案内では、くつろぎナイト12の燃料費調整単価には変動幅の上限がありません。燃料価格の変動によって、請求額に影響が出る場合があります。
使用量があまり変わっていないのに電気代が上がった場合は、燃料費調整額も確認してみてください。
③ エコキュートが昼間に沸き増ししていない?
夜間にお湯を沸かす設定でも、タンクのお湯が不足すると、機種や設定によっては昼間に追加で沸き上げることがあります。
家族が増えた、シャワーの使用量が増えた、以前より湯切れしやすい。そんな変化があれば、沸き上げ設定やタンク容量も確認したいところです。
まずは料金プランを変える前に、何が電気代に影響しているのかを確かめましょう。
くつろぎナイト12を活かしやすいのは、どんな家?
では、どんなご家庭なら夜間料金のメリットを活かしやすいのでしょうか。
例えば、次のようなケースです。
- 夜間に必要なお湯をまとめて沸かせている
- 昼間の沸き増しが少ない
- 太陽光発電の余剰電力を給湯に活用していない
反対に、昼間の沸き増しが頻繁に起こっていたり、太陽光発電の余剰電力があったりする場合は、今の使い方を見直す余地があります。
ここで無理に料金プランを変更する必要はありません。
現在のリモコン設定、お湯の使用量、電気料金の明細。まずは、この3つを確認するところから始めてみてください。
「今の使い方、このままでいい?」と思ったら
給湯器の型番や料金プラン、太陽光発電の有無が分かれば、エコキュートの交換・機種選びに向けて確認したいポイントをご案内できます。
エコキュートは夜に沸かす?昼に沸かす?
ここからは、これからのエコキュート選びにも関わる話です。
夜間に沸かす方法に加えて、太陽光発電の電気を使って昼間に沸かす方法もあります。
例えば、屋根に太陽光パネルがある家なら、昼間の余剰電力を使ってお湯を沸かすことも検討できます。
| 沸き上げ方法 | 確認したい条件 |
|---|---|
| 夜間に沸かす | 夜間単価を活用できるか、昼間の沸き増しが少ないか |
| 昼間に沸かす | 太陽光の余剰電力があるか、対応機種・設定か |
ただし、太陽光があるからといって、必ず昼間に沸かす方が安いわけではありません。
発電量、売電単価、買電単価、機種の対応状況などによって結果は変わります。石川県では冬の天候も考慮したいですね。
大事なのは、今の設備と暮らしにどちらが合うかです。
太陽光発電との連携機能については、パナソニックのエコキュートと省エネ機能を解説した記事でも詳しく紹介しています。
ecoシフトチェンジ・DRサービスという選択肢もある

北陸電力では、エコキュートの沸き上げ時間を調整する「DRサービス」に対応した料金メニュー、ecoシフトチェンジも案内しています。
これは、従来の「夜間に電気を使う」考え方とは少し違います。
北陸電力の案内に沿って、エコキュートの沸き上げを主に夜間から昼間へ移す仕組みです。指定された割引対象日時には、電力量料金の割引も受けられます。
ただし、すべてのエコキュートで使えるわけではありません。
確認が必要なのは、主に次のような項目です。
- 対応するエコキュートのメーカー・型番か
- DRサービスやほくリンクへの加入条件を満たすか
- 自宅にインターネット・Wi-Fi環境があるか
- 必要なスマートフォン・アプリの設定ができるか
「昼間に沸かすとお得らしいから」という理由だけで、先に機種を決めないようにしたいところです。
制度や料金の詳しい比較は、石川県のecoシフトチェンジとエコキュートの昼間沸き上げを解説した記事もご覧ください。
石川県でエコキュートを選ぶなら、料金プラン以外も確認したい

ここまで読んで、「結局、くつろぎナイト12のままでいいの?」と思った方もいるかもしれません。
そんな時、料金プランだけで答えを出さないことが大切です。
チカラもち金沢店では、エコキュートの交換や機種選びをご相談いただく際、次のような情報を確認材料にしています。
- 現在のエコキュート:メーカー・型番・使用年数
- お湯の使い方:家族人数・湯切れ・沸き増しの状況
- 電気料金:契約プラン・沸き上げ時間
- 太陽光発電:設置の有無・余剰電力の活用
- 住まいの条件:設置場所・配管・水圧など
- 交換費用:工事費込みの総額・補助金の対象条件
例えば、同じくつろぎナイト12を使っていても、太陽光発電がある4人家族と、日中ほとんど家にいない2人暮らしでは、お湯の使い方が違います。
以前は460Lが必要だったけれど、今は家族人数が減っている。逆に、370Lを使っていて湯切れが増えている。
そんな場合、今までと同じ容量を選ぶことが必ずしも正解とは限りません。
メーカーや価格だけで決める前に、今の暮らしと設備を確認する。
チカラもち金沢店では、そんな順番でエコキュートの交換についてご相談を承っています。
太陽光発電や蓄電池など、住まい全体の確認が必要な場合は、オリバーの専門担当と連携してご案内することも可能です。
まとめ|まずは「いつお湯を沸かしているか」を確認しよう
くつろぎナイト12は、夜間20時〜翌8時の電気料金が平日昼間より低い料金メニューです。
エコキュートの夜間沸き上げと相性のよい仕組みですが、使い方によって毎月の電気代は変わります。
まずは、次の順番で確認してみてください。
自宅で確認したい4つのこと
① くつろぎナイト12を契約している?
② エコキュートは夜間に沸かせている?
③ 昼間の沸き増しは多くない?
④ 太陽光発電や家族のお湯の使い方に変化はない?
「料金プランを変えた方がいいのかな?」と考える前に、まずはリモコンの沸き上げ設定と電気料金の明細を見てみましょう。
そして、これから交換するなら、次の10年を見据えて、容量や機能も一緒に考えたいですね。
よくあるご質問(FAQ)
くつろぎナイト12は高いですか?
一概には言えません。夜間単価は平日昼間より低いものの、実際の電気代は昼間の使用量や燃料費調整額、契約容量などによって変わります。
くつろぎナイト12は何時から安くなりますか?
夜間時間は毎日20時〜翌8時です。2026年10月確認時点の夜間電力量料金単価は26.98円/kWhです。
エコキュートは夜間に沸かした方がいいですか?
くつろぎナイト12の夜間料金を活用する場合は、有効な選択肢です。ただし、太陽光発電がある場合などは、昼間沸き上げも比較する価値があります。
太陽光発電があれば昼間に沸かした方がお得ですか?
昼間に余剰電力がある場合は、昼間沸き上げが候補になります。ただし、発電量、売電・買電単価、季節、機種の対応状況などによって結果は変わります。
ecoシフトチェンジは誰でも利用できますか?
すべてのご家庭で利用できるわけではありません。DRサービスへの加入、エコキュートの対応機種、通信環境など、北陸電力が定める条件の確認が必要です。
「うちの場合はどう?」という段階でもご相談ください
「くつろぎナイト12のままでいい?」
「今のエコキュート、そろそろ交換した方がいい?」
「太陽光があるけど、次はどの機種を選べばいい?」
こんな疑問があれば、チカラもち金沢店へご相談ください。
まだ交換するメーカーや機種を決めていなくても大丈夫です。現在のエコキュートの型番や設置場所の写真、電気料金プランが分かれば、交換に向けて確認したいポイントをご案内できます。
チカラもち金沢店へのご相談はこちら
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店舗アクセス(チカラもち金沢店)
住所:〒920-0210 石川県金沢市大河端西2丁目45(オリバーリフォーム石川内)
※本記事の電気料金単価とサービス概要は、2026年10月9日に確認した北陸電力の公式情報をもとにしています。
※実際の電気料金は基本料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、使用量などによって変わります。
※昼間沸き上げ・DRサービスの利用可否は、機種・設備・契約条件などによって異なります。最新情報は北陸電力および各メーカーの公式サイトをご確認ください。
最終更新日:2026年10月9日
