給湯専用・セミオートのエコキュートや電気温水器でも、フルオートに交換できる場合があります。
ただし、追いだき用の配管や浴槽の循環口などを確認し、追加工事が必要になることがあります。
この記事では、宮崎県都城市の実際の施工事例を交え、変更できる条件・費用が変わる理由・見積もり前に確認したい情報を分かりやすく解説します。

宮崎で給湯専用・セミオートからフルオートエコキュートへ交換できる条件や追加工事・費用を解説するチカラもち宮崎店のスタッフ

1. 給湯専用・セミオートからフルオートへ交換できる?

結論として、現在の給湯器が給湯専用やセミオートでも、フルオートへ変更できる場合があります。
ただし、給湯器本体を交換するだけでは、追いだき機能を追加できないことがあります。浴槽や配管がフルオートに対応できるかを確認することが重要です。
まずは、3つの給湯タイプの違いを確認しましょう。

タイプ お湯はり 追いだき 自動保温
給湯専用 基本は手動※ なし なし
セミオート 自動 なし なし
フルオート 自動 あり あり

※一部の給湯専用機種には、設定量で給湯を停止する機能があります。セミオートの細かな機能もメーカー・機種によって異なります。

フルオートの大きな特徴は、浴槽のお湯を循環させて温め直す「追いだき」と、設定した温度を保つ「自動保温」です。
例えば、家族の帰宅時間が異なり、お風呂に入る時間がばらばらのご家庭では、フルオートに変更することで便利になる場合があります。
ただし、現在の給湯器に追いだき用の設備がない場合は、追加工事が必要になることがあります。

機能の違いを詳しく比較したい方は、給湯専用・セミオート・フルオートの違いを解説した記事も参考にしてください。

2. フルオートへの変更にはどんな追加工事が必要?

エコキュートのフルオート化に必要な追いだき用ふろ配管・浴槽の循環アダプター・追加工事を紹介するチカラもち宮崎店スタッフ

フルオートへの変更で重要なのは、浴槽のお湯を循環させるための「ふろ配管」と「循環アダプター」です。
現在の設備にこれらがない場合や、新しい給湯器に適合しない場合は、配管の新設・変更や部材交換などを検討します。

追いだき用のふろ配管を新設・変更する工事

フルオートの追いだきは、浴槽のお湯を給湯器側に戻して温め、再び浴槽へ送り出す仕組みです。
そのため、追いだきに対応した循環配管が必要になります。
給湯専用タイプでは、浴槽のお湯を循環させる配管が設けられていない場合があります。また、セミオートでは自動お湯はり用の設備があっても、そのままフルオートの追いだきに使用できるとは限りません。

ふろ配管工事の主な確認項目

① 給湯器から浴槽まで配管を通せるか
② 既存の配管を再利用できるか
③ 配管の長さ・太さ・高低差が機種の施工条件に合うか
④ 床下や屋外に工事できるスペースがあるか

浴室と給湯器が離れている場合は、配管の延長や別ルートでの施工が必要になることもあります。

浴槽の循環アダプター交換と穴あけの判断

循環アダプターとは、浴槽のお湯を吸い込み、温めたお湯を戻すための部材です。
浴槽に適切な循環口がない場合は、新たに穴を開ける工事が必要になることがあります。一方、すでに循環口があっても、新しい機種に適合する専用アダプターへの交換が必要になる場合があります。

ただし、浴槽の材質・厚み・循環口の位置によっては、加工や取付けが難しいこともあります。
メーカーごとに施工条件が定められているため、浴槽の穴あけや配管の流用は、現地確認と機種の施工資料に基づいて判断します。

ご家庭で無理に浴槽を加工したり、既存配管を外したりする必要はありません。

3. フルオート化が難しい・できないのはどんな家?

フルオートエコキュートへの交換が難しい在来浴室・狭い設置スペース・長い配管経路などの確認ポイント

フルオートへの変更可否は、浴槽の種類だけで決まるものではありません。
特に、循環アダプターの取付位置、浴槽の材質、配管を通すスペースなどが重要になります。

住宅・設備の条件 確認するポイント
ユニットバス 浴槽裏側で作業できるか
在来工法の浴室 浴槽の材質・厚み・構造
古い浴槽 循環アダプターの取付可否
浴室から給湯器が遠い 配管長や高低差の制限
床下に入れない 別の配管経路を確保できるか
狭い場所に設置 新しい機器の搬入・設置が可能か

例えば、ユニットバスでは、浴槽裏側に配管工事用のスペースが確保できる場合があります。
ただし、ユニットバスだからといって、どの住宅でもフルオート化できるわけではありません。
浴槽の裏側に作業できる空間がない場合や、循環口を適切な位置に設置できない場合は、工事が難しくなることがあります。

また、給湯器と浴槽の距離が長い住宅では、配管の長さや高低差がメーカーの施工条件を満たすか確認が必要です。

自宅で確認できる3つのポイント

① 浴槽内に循環口やアダプターが付いているか
② 浴槽の側面や床下に配管工事用のスペースがありそうか
③ 給湯器と浴室がどのくらい離れているか

これらが分からなくても問題ありません。設備の状態を写真で確認したり、必要に応じて現地調査を行ったりして判断します。
フルオート化が難しい場合は、現在の給湯タイプを継続することも選択肢です。

今の浴槽でフルオートに変更できる?

浴槽や設置場所の条件を確認し、必要な工事をご案内します。

フルオートへの変更可否を無料相談する

4. フルオートへの変更費用はどこで変わる?

給湯専用・セミオートからフルオートへの交換費用を左右する本体価格・標準交換工事・追加配管工事の違い

フルオートへの変更費用は、給湯器本体の価格だけでなく、追加工事の内容によって変わります。
そのため、「本体価格」「標準交換工事」「フルオート化に伴う追加工事」を分けて確認することが重要です。

標準交換工事とフルオート化の追加工事の違い

費用項目 主な内容
本体・付属品 タンク、ヒートポンプ、リモコン等
撤去・処分 既設給湯器の撤去・搬出等
基本設置工事 本体設置、配管接続、試運転等
ふろ配管の追加工事 追いだき用配管の新設・変更
浴槽まわりの工事 循環アダプター取付け・必要な加工
その他の工事 電気配線、基礎補修、配管延長、特殊搬入等

※標準工事に含まれる範囲は、販売店や設置条件によって異なります。

例えば、現在の浴槽から給湯器まで新しく配管を通す場合、配管の距離や施工方法によって追加費用が変わります。
また、電気温水器からエコキュートに交換する場合は、屋外にヒートポンプユニットを設置するスペースや、電気配線などの確認が必要になることもあります。

見積もりでは「総額」と「工事内容」を比較

フルオートへ変更するときは、次の内容を確認することをおすすめします。

✓ 本体・リモコン・脚部カバーなどが含まれているか
✓ 追いだき用配管の工事費が含まれているか
✓ 浴槽の加工や循環アダプター交換が必要か
✓ 追加費用が発生する可能性はあるか
✓ メーカー保証・工事保証・延長保証の対象範囲はどうなっているか

特に保証は、機器本体の故障に対する保証と、施工部分に対する保証では対象が異なります。
「10年保証」などの表示だけで判断せず、保証対象、期間、出張費や部品代の取扱い、保証対象外となる条件も確認しましょう。

交換費用の見方は、宮崎のエコキュート交換見積もりと追加費用の解説記事でも紹介しています。

給湯省エネ2026の補助金も確認

2026年の給湯省エネ事業では、登録された対象エコキュートへの交換で、要件を満たす場合に補助金を利用できる可能性があります。
また、既設の電気温水器を撤去する場合には、別途撤去加算の対象になる場合があります。

補助金の注意点
エコキュートの撤去は、給湯省エネ2026事業の撤去加算の対象ではありません。
補助金の利用可否は、対象製品・工事・申請条件・予算状況などによって変わります。対象機種であっても、補助金の交付が保証されるものではありません。

給湯省エネ2026事業の公式情報を確認し、申請を検討する場合は工事前に販売店へ相談しましょう。

5.【宮崎の施工事例】都城市でセミオートからフルオートに交換

チカラもち宮崎店では、宮崎県都城市五十町でセミオート電気温水器からフルオートエコキュートへ交換した施工実績があります。
2024年4月23日に公開された事例です。

項目 施工実績
施工地域 宮崎県都城市五十町
交換前メーカー 東芝
交換前型番 HPL-2TFC465RAU
交換前タイプ セミオート電気温水器
交換後メーカー ダイキン
交換後型番 EQX37XFV
交換後タイプ フルオートエコキュート

このお客様は、電気温水器の交換を機に、追いだき機能が使えるフルオートへの変更をご希望でした。
掲載されている施工内容によると、浴室はユニットバスで、フルオートへの変更工事が可能だった事例です。

これまでセミオートだったご家庭でも、浴槽や配管などの条件が合えば、フルオートへ変更できることが分かります。
ただし、この施工事例は、すべてのユニットバスで同じ工事ができることを示すものではありません。

また、掲載された施工実績には、具体的な配管ルートや追加工事費の内訳までは示されていないため、費用については個別の見積もりが必要です。

宮崎県都城市の実際の施工事例

東芝製セミオート電気温水器から、ダイキン製フルオートエコキュートへ交換した施工前・施工後の写真をご覧いただけます。

都城市五十町のフルオート交換施工事例を見る →

※上記は2024年施工当時の機種です。現在の取扱機種・価格・補助金条件とは異なる場合があります。

同じように変更できるか知りたい場合は、現在の給湯器と浴槽の状態を確認したうえで、工事方法を比較すると判断しやすくなります。

セミオートとフルオートの費用を比較したい方へ

現在の給湯タイプを継続する場合と、フルオートへ変更する場合の見積もりをご相談いただけます。

交換費用の比較見積もりを無料相談する

6. フルオートに変更するべき?今の給湯タイプを続けるべき?

フルオートへの変更と現在の給湯タイプ継続を家族の入浴スタイル・追いだきの必要性・工事費用で比較

フルオートは便利ですが、すべてのご家庭に最適とは限りません。
追加工事をしてでもフルオートに変更する価値があるかは、家族の入浴スタイルや工事費によって変わります。

ご家庭の使い方 検討したいタイプ
家族の入浴時間がばらばら フルオート
追いだきをよく使いたい フルオート
自動お湯はりだけで十分 セミオート
シャワー中心で浴槽をあまり使わない 給湯専用
初期費用を抑えたい 3タイプの総額を比較
浴槽の追加工事が難しい 既存タイプの継続も検討

例えば、家族4人が時間を空けて入浴するご家庭では、自動保温や追いだきが役立つ場合があります。
一方、普段はシャワーだけで済ませるご家庭なら、追加工事費をかけてフルオートにする必要性は低いかもしれません。

また、フルオートには便利な機能がありますが、フルオートに変更するだけで電気代が安くなるわけではありません。
お湯の使い方や運転設定によって消費電力量は変わります。

そのため、「機能が多い機種ほど良い」と考えるのではなく、実際に使う機能と工事費を比較して選ぶことが大切です。
交換時には、現在と同じタイプでの見積もりと、フルオートへ変更する場合の見積もりを比較する方法もおすすめです。

7. 宮崎でフルオートへの交換を相談する前に確認したいこと

給湯専用・セミオートからフルオートへの変更を相談するときは、現在の設備について分かる範囲で情報を準備すると、見積もりを進めやすくなります。
特に役立つのは、次の7項目です。

確認項目 準備しておく情報
① メーカー・型番 タンク本体の銘板
② 現在のタイプ 給湯専用・セミオートなど
③ 設置年数 おおよその使用年数
④ 浴槽の種類 ユニットバス・在来浴室など
⑤ 循環口 浴槽内の穴・アダプターの状態
⑥ 設置環境 給湯器と浴室の位置、通路幅
⑦ 希望する機能 追いだき・自動保温など

写真があると確認しやすい場所

特に次の写真が役立ちます。

① 給湯器全体:現在の設置場所と周囲のスペースを確認するため
② 型番シール:メーカー・機種・既設設備を特定するため
③ 浴槽内側:循環口やアダプターの有無を確認するため
④ 浴槽・給湯器の周辺:追加配管の経路を検討するため

チカラもち宮崎店の見積もりフォームでは、給湯器全体と型番の写真を添付できます。
浴槽内部の状態などは、必要に応じて相談時にお伝えください。

型番の場所が分からない場合は、エコキュート・電気温水器の型番の調べ方も参考になります。
なお、写真のみでは判断できない部分については、現地確認が必要になる場合があります。

フルオートへの変更可否と追加費用は、チカラもち宮崎店へ

「給湯専用から追いだき付きに変更したい」
「今使っているセミオートからフルオートにできるか知りたい」
「浴槽に穴を開ける工事が必要なのか心配」
「追加工事を含めた総額を比較したい」

このようなお悩みがあれば、チカラもち宮崎店へご相談ください。
現在の給湯器や浴槽の状態を踏まえ、給湯タイプを変更する方法と、今のタイプを継続する方法を比較してご案内します。

フルオート化だけを前提にせず、ご家庭の使い方と工事条件に合った交換方法を選びましょう。

エコキュートの無料見積もり・ご相談

給湯専用・セミオートからフルオートへの変更可否、追加工事の内容、交換費用の総額をご相談いただけます。
現在の機種や浴槽の状態に合わせて、交換方法をご案内します。

通話無料・24時間受付中(年中無休)
お問い合わせの際は「フルオートへの変更希望」とお伝えください。

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