【松本市でエコキュート交換】日立のエコキュートの特徴は？主なモデルや選び方について解説

1910年に国産で初めてのモーターを完成させるなど、歴史に名を残してきた日立は、テレビCMで「日立の樹」を登場させてきたことでも有名です。
現在日立では様々な家電製品の発売をしていますが、エコキュートに関しても長い歴史を持っています。
そして、様々なエコキュートの歴史から現在は日立のエコキュートにしかない特徴も多くあります。
そこで、この記事では日立のエコキュートの特徴に加えて、モデルやエコキュートの選び方についても解説します。
日立のエコキュートについて知りたい方は、参考にしてみてください。

💡この記事を読んでわかるポイント！

• 水圧が強い！快適な水道直圧給湯方式
  　シャワーや洗い物も同時に快適に使える、パワフルな水圧が魅力です。

• そのまま飲める安全なお湯
  　タンクの水が混ざらない構造で、調理や飲用にも安心して使えるお湯を供給します。

• 省エネ性能トップクラスで補助金対象も多数
  　電気代の節約につながる高効率設計。最大13万円の補助金対象モデルも！

• 清潔＆快適！多彩な機能でお風呂時間が充実
  　きらりUVクリーン・シルキー快泡浴など、日立だけの機能が満載。

• 家族構成や地域に合わせて最適なモデルが選べる
  　標準タイプから寒冷地仕様、塩害対応モデルまでラインアップが豊富です。

1.日立のエコキュートってどんな特徴がある？

日立のエコキュートには、どのような特徴があるのでしょうか？
ここでは、特徴についてみていきましょう。

【日立・エコキュートの特徴】

水道直圧給湯

日立のエコキュートには、水道直圧給湯機能が搭載されています。
エコキュートは水圧の弱さを指摘する声があるだけでなく、同時に数ヶ所でお湯を使った場合はさらに水圧が弱くなってしまいます。
しかし、水道直圧給湯機能なら台所と浴室で同時にお湯を使った場合でも、減圧弁方式に比べてお湯の圧力は約2.9倍、量は約1.6倍となっているのです。
勢いが弱くなるのはタンク内の水圧が低いことが原因ですが、この方式であれば瞬間的にお湯を沸かしながら直接給湯できるので、水圧を気にすることなく利用できるのが特徴です。
シャワーを使っていても気兼ねなく洗い物や料理ができるので、入浴中でもお湯の勢いの衰えを感じることがないでしょう。

そのままお湯も飲める

エコキュートは貯湯タンクにお湯を溜める仕組みなので、そのまま飲料水にするのは推奨されていませんでした。
しかし、給湯時には貯湯タンクにあるお湯の熱を利用して、プレート式給湯熱交換器で瞬時に水道水をお湯にするのでそのまま飲むことができます。
この方式であれば、タンク内のお湯が混ざる心配がないだけでなく、配管は腐食に強くて汚れにくいステンレスを採用しているので飲み水以外の食材などもお湯で洗える仕組みです。

省エネ

日立のエコキュートは、省エネも追求しています。
省エネ性能ナンバーワンで、年間給湯保温効率（JIS）は4.1～4.2となっています。
都市ガス省エネ高効率給湯器と比較した場合、こちらは100％に対して日立のエコキュートは約4.5～4.6％となり、約54％～55％の削減が可能です。
エコキュートは給湯にかかるエネルギーを少なくしてくれるので、電力消費量は約1/3に抑えることができます。

きらりUVクリーン

安全で温かくて快適な入浴時間を過ごして欲しいと考えた日立では、きらりUVクリーン機能を搭載しています。
この機能は、ふろ配管を通るお湯に深紫外線照射を行いながら循環運転し、キレイなお湯を保つものです。
紫外線の中でも100nm～280nmの波長が深紫外線に分類され、265nm辺りの波長には菌のDNAに直接アプローチをする能力が備わっています。
そのため、菌の増殖を抑制していつまでもキレイなお湯に入浴することができるのです。
菌の増殖や皮脂、角質などの汚れが付いている場合、お湯のにごりを感じることがありますが、きらりUVクリーンなら12時間後でもにごりを抑えてくれます。

シルキー快泡浴

シルキー快浴

日立のエコキュートに新たに追加された機能として、シルキー快泡浴があります。
これは、循環アダプターから微細な泡となるファインバブルを噴出し、泡で肌を優しく包んで心地よい入浴時間にしてくれる機能です。
微細な泡となるファインバブルは、泡の直径が1～100㎛のマイクロバブルを総称したものです。
このような微細な泡がお湯の吹き出しや流れに沿って肌表面に送られることで、効率的に温まりやすいでしょう。

ナイアガラ　タフネス

ナイアガラ　タフネスは、日立独自の技術で搭載された機能です。
タンクのお湯を熱源として繰り返し使える独自構造の採用によって、配管の詰まりを起こしやすいカルシウムなどの流入を低減できます。
硬度の高い水質の地域ではエコキュートを使用してお湯の沸き上げをした場合、お湯の温度によってカルシウムなどの堆積物が発生することがあり、これらが配管内に残ってしまった場合は使用できなくなる可能性も高いでしょう。
しかし、タンクに水を入れ替える量を1/30にすることで、カルシウムなどの流入を低減させることができます。
もし、エコキュートがプレート式給湯熱交換器の場合、使用場所や水質の条件などで腐食による水漏れが起こり、短期間での交換が必要になる場合もありますが、日立のエコキュートならこのような心配がなく、安心して利用できるでしょう。

ウレタンク

日立のエコキュートでは、断熱性能を高めた「ウレタンク」を採用しています。
ウレタンクは、発泡スチロール保温材を使い、高断熱のウレタンフォームで周囲の隙間をくまなく充填しているため、高い断熱性能を実現できる仕組みです。
さらに、断熱性能向上のためにウレタンフォームと真空断熱材の配置を見直し、天面部にも真空断熱材を追加しているため、12時間経過後も約87.5℃の温かさを保てるのが特徴です。
ウレタンクに関しては、2025年度省エネ基準を達成しています。

ステンレス・クリーン自動洗浄システム

エコキュートで追いだきする場合、浴槽のお湯を循環して追いだき熱交換器に到着して温める仕組みです。
ステンレス・クリーン自動洗浄システムは、浴槽のお湯を追い炊きする場合に心配な配管を腐食しにくいステンレスにしているだけでなく、ふろ追いだき配管自動洗浄機能をプラスにしたことで、配管内をよりキレイで清潔に保つことができます。
実際にステンレス配管と銅配管で5年経過後を調べた結果、ステンレス配管の方が明らかにキレイな状態であることが判明しています。
配管にステンレスを採用したことで、本来であれば使用が制限される入浴剤もにごりタイプ以外は使用できるのもメリットです。

高速湯はり

少しでも早くお風呂に入りたい場合、短時間で入浴できる機能があればと考える方もいるでしょう。
日立のエコキュートには、高速湯張り機能が搭載されているので、水道水直圧給湯なら約9分30秒でお湯張りが完了します。
フルオートでも高速湯張りが約11分で完了するので、いつもより湯張りする時間が遅くなったという場合でも安心です。

入浴タイマー

日立のエコキュートは、リモコン画面から入浴時間をタイマーで設定できます。
設定時間が経過した場合、効果音で通知するので時間を決めて入浴したい方に便利でしょう。

インテリジェント制御機能

インテリジェント制御機能は、センサーでの検知や学習機能を使うことで効果的に制御するものです。
普段の使い方や使用湯量をもとに沸き上げ量を調節したり、不在時や来客があった場合でもリモコンで簡単に設定変更ができたりします。

節約サポート機能

節約を中心に考えたい方には、節約サポート機能を利用してみましょう。
この機能は、これまでの使用湯量や実績に応じた設定などを知らせるもので、画面表示時刻までのお湯の使用実績に加えて昨日や週の平均などとも比べることができます。
おすすめ設定を使うと、過去のお湯の使用実績の学習から沸き上げ設定も表示でき、設定しておいた連続時間を超えた場合は使いすぎをアラームで知らせます。
このような機能を活用すれば、家族全員が節約意識を持つことができるでしょう。

日立エコキュートアプリ

外出先でも簡単に給湯の操作や確認ができるのが日立エコキュートアプリです。
外出先でも家でもアプリから簡単に湯はり設定操作が可能であり、現在のタンク湯量や過去の使用量などの情報をいつでも知ることができます。
コンシェルジュによる節約サポート、上手な使い方を学ぶ機会もあり、操作に不安がある場合もサポートサービスから使い方を学べます。
事前に設定した距離に入ると、プッシュ通知で外から湯はり設定もできるので、自宅で待つ家族にもおおよその帰宅時間が伝えられるでしょう。
この機能は自宅以外でも利用できるもので、離れて暮らす家族の様子や使用状況をアプリから確認できます。
みまもり通知では、離れて暮らしている家族のお湯の使用量をプッシュ通知で受け取れるので便利です。

耐震設計

日立エコキュートには、タンク内脚や脚受け部分にウレタンフォームを使い、高い耐震クラスで貯湯タンクを設置しています。
断水時には、貯湯タンクにある非常用水取水栓からお湯を取り出すことができます。
日立のエコキュートなら、災害時でも安心できる備えになるでしょう。

2.日立のおすすめのエコキュートは？

日立のエコキュートには便利な機能が搭載されていますが、特におすすめのエコキュートはどれになるのでしょうか？

BHP-F37WUK（寒冷地仕様・フルオート）

BHP-F37WUKは、主に3人～5人家族に適したエコキュートです。
特に、その寒冷地仕様の性能は、厳しい冬の環境下でも安定した給湯能力を発揮します。

このモデルの大きな特徴は、水道直圧式給湯である点です。これにより、水道圧をそのまま利用できるため、勢いのあるシャワーなどを楽しめます。

また、高速湯はり機能を搭載しており、約9分30秒で浴槽にお湯を張れるため、忙しい日々でもスムーズに入浴準備ができます。
さらに、エコキュートで沸かしたお湯をそのまま飲用水として利用できるのも特長の一つです。

 ✅ BHP-F37WUKの詳細を見る

BHP-F37WDK（標準タンク・フルオート）

BHP-F37WDKは、3～5人家族向けの370Lフルオートエコキュートで、寒冷地仕様により冬の厳しい環境にも対応します。

水道直圧給湯で、パワフルなシャワーを同時に使用可能。約9分半で湯はりができる「高速湯はり」や、深紫外線で清潔な「きらりUVクリーン」を搭載し、快適な入浴をサポートします。

さらに、高断熱の「ウレタンク」や「太陽光発電利用沸き上げ」で省エネ性能も高く、家計に優しい設計です。便利な機能と高い信頼性を兼ね備えています。

📦 BHP-F37WDKの詳細を見る

3.エコキュートを選ぶ時のポイント

日立のエコキュートには、様々な機能が搭載されているのでどれも便利ですが、中には機能が充実しすぎて選べないという方もいるでしょう。
そこで、エコキュートを選ぶ際のポイントについて解説します。

人数から選ぼう

エコキュートを使う場合、使う家族の人数に合わせて選ぶことが重要です。
大きすぎたり小さすぎたりするエコキュートを選んでしまうと、エコにならなかったり、不便に感じたりします。
2～4人ならタンク容量が195L・300L、3～5人ならタンク容量が370L、4～7人ならタンク容量が460L、5～8人なら560Lを目安にしてみましょう。

環境や地域に合ったものを選ぼう

エコキュートは、住んでいる地域に合わせたものを選びましょう。
一般地向けモデル、寒冷地向けモデル、耐塩害仕様モデルの3種類があり、一般地向けモデルは最低気温が－10℃までの地域で利用できます。
寒冷地向けモデルは最低気温が－25℃までの地域で、外気温が最低気温の場合でも約80℃の高温沸き上げが出来る仕様となっています。
耐塩害仕様モデルでは、海までの距離が約300m～1㎞以内の地域に適していて、これは（社）日本冷凍空調工業会標準規格JRA9002に基づいた基準となっているのです。
直接潮風が当たらなくて、その雰囲気にあるような場所に設置する場合、また塩分を含んだ水が直接かからなくても潮風に当たる場所に設置する場合は耐塩害仕様モデルを選びましょう。
また、エコキュートを使いたいものの井戸水や高硬度水道水という場合には、専用のエコキュートもあります。
環境に合ったエコキュートを選ばないと、後から失敗に感じてしまうので注意しましょう。

欲しい機能や便利な機能から選ぼう

エコキュートを選ぶ際には、欲しい機能や便利に感じる機能にも注目してみましょう。
欲しい機能や便利な機能だと感じても、優先すべき機能があります。
今の環境には何が一番なのかを考えて、機能面にも注目して選ぶようにしましょう。

補助金の対象かどうか

日立のエコキュートでは、補助金対象に該当するものがあります。
補助金対象のエコキュートを選ぶことで、省エネ性能の高いエコキュートが購入しやすくなるので注目してみましょう。
補助金の対象になるには、いくつかの要件があります。
例えば、省エネ法に基づくトップランナー制度における目標年度2025年度省エネ基準を満たす機種であれば、1台につき8万円の補助金が受けられます。
日立のエコキュートでは、省エネ基準達成率が100％以上の機種が対象です。
さらに、昼間の余剰再エネ電気を活用できて、インターネットに接続可能な機種であれば、1台10万円の補助金に変わります。
他の要件もクリアできるエコキュートを選んだ場合は、最大で1台13万円の補助金になるので、この内容も含めて選ぶと良いでしょう。

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4.まとめ

今回は、日立のエコキュートについて解説してきました。
日立のエコキュートには、水圧を落とさない水道直圧給湯機能や深紫外線できれいにする機能などが搭載されています。
これらの機能に加えて、条件をクリアした場合は補助金の対象にもなるのでお得に設置できるでしょう。
エコキュートに興味がある方は、この機会に日立のエコキュートから合ったものを見つけて設置してみてはいかがでしょうか。

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