
「無料点検」のはずが、突然、高額な給湯器の交換を勧められる。そんなトラブルが実際に起きています。
国民生活センターには、突然訪問した業者から「すぐに交換しなければ危ない」と言われ、約50万円の交換契約をしてしまったという相談も寄せられています。
「お宅の給湯器を無料で点検します」
もし、知らない業者からこんな電話がかかってきたり、突然ご自宅を訪問されたりしたら、どう対応すればよいのでしょうか。
まず結論|突然の点検は、その場で応じなくても大丈夫です
知らない業者から無料点検を勧められても、その場で訪問を約束したり、点検を受けたりする必要はありません。
本当に点検が必要か気になる場合は、お使いの給湯器のメーカーや購入した販売店へ、ご自身で確認しましょう。
点検を受けたとしても、その場で交換を契約する必要はありません。まずは説明を確認し、納得してから決めて大丈夫です。
今回は、国民生活センターや石川県警察の情報をもとに、突然の電話・訪問への対処法をご紹介します。
また、エコキュートを長くお使いの方に向けて、本当に交換を考えたい時期や、石川県でトラブルに遭ったときの相談先もまとめました。
この記事を書いた人
チカラもち金沢店(エコキュート交換工事専門)のスタッフです。石川県でエコキュートの交換を検討されている方へ、安心して機種や業者を選んでいただくための情報をお届けしています。
目次
「給湯器の無料点検」から高額な交換契約に?実際の相談事例
まずは、実際にどのようなトラブルが起きているのか確認してみましょう。
国民生活センターが公表した約50万円の契約事例
国民生活センターは、2024年3月12日に給湯器の点検商法に関する相談事例を公表しています。
実際の相談事例|70歳代の方
突然訪問してきた業者から、ガス給湯器の点検を勧められた方の事例です。
業者は道路から給湯器を見た様子で、すぐに交換しないと危険だという説明をしました。
給湯器は最近交換したばかりでしたが、お風呂に入れなくなることを心配して、約50万円の交換契約を了承。その後、高額で不審に感じ、契約をやめたいと相談したそうです。
この事例はエコキュートではなく、ガス給湯器に関するものです。
ただ、エコキュートをお使いのご家庭でも、突然の点検案内を受けたときには、同じように注意していただきたい内容です。
特に気を付けたいのは、十分な確認ができていない段階で交換を急かされてしまうこと。
「お湯が出なくなったら困る」という気持ちにつけ込まれないよう、まずは一度、説明を持ち帰りましょう。
石川県警察も「点検商法」への注意を呼びかけています
石川県警察本部の公式サイトでも、悪質商法の手口として「点検商法」が紹介されています。
無料点検を口実に訪問し、不具合が見つかったと説明して不安をあおり、不要な契約や高額な請求につなげる手口です。
石川県警察は、不安をあおったり、契約を急がせたりする業者との契約には慎重になるよう呼びかけています。
詳しくは、石川県警察本部「悪質商法かも(悪質商法の手口を紹介)」をご覧ください。
なお、これは石川県警察による点検商法全般への注意喚起です。金沢市でエコキュートの無料点検による特定の被害が起きたと示すものではありません。
突然の電話や訪問で点検を勧められたら?具体的な断り方
無料点検を勧められたとき、相手を疑うのは気が引けるかもしれません。
でも、依頼した覚えのない点検なら、お断りして大丈夫です。
電話と訪問、それぞれの対応を確認しましょう。

電話の場合|その場で訪問を約束しない
知らない番号から電話があり、「近くで給湯器の点検をしています」と言われても、すぐに訪問日時を決める必要はありません。
点検を希望していないなら、はっきり断りましょう。
電話での断り方の例
「点検はお願いしません。必要になったら、こちらから連絡します」
メーカーや販売店を名乗られた場合も、相手から伝えられた電話番号だけで判断せず、取扱説明書や公式サイトにある連絡先へ確認しましょう。
訪問の場合|インターホン越しに対応する
突然「給湯器の点検に来ました」と訪問された場合は、玄関を開けずにインターホン越しで対応できます。
訪問されたときの断り方の例
「点検は依頼していませんので、今回は結構です」
「無料だから」「すぐ終わるから」と勧められても、家に入ってもらう必要はありません。
本当に気になる症状があるなら、後からご自身でメーカーや購入店に相談できます。
一度、点検の約束をしてしまった場合
電話では了承したものの、後から不安になった場合は、訪問前に点検を断ることもできます。
相手の連絡先が分かるなら、点検を希望しないことを伝えましょう。
連絡先が分からず、約束した日時に業者が訪問してきた場合も、玄関を開ける必要はありません。
国民生活センターでは、インターホン越しに点検が不要であることをはっきり伝え、家の中に入れないよう案内しています。
一度了承したからといって、気が進まない点検を受けなくても大丈夫です。
「メーカーの依頼です」「今すぐ交換が必要」と言われたら
業者の説明を聞くときには、いくつか確認していただきたい言葉があります。

「メーカーから依頼されています」
メーカーの名前を聞くと、正式な点検のように感じますよね。
その場合は、メーカーの公式窓口へ直接問い合わせてみましょう。点検の案内が本当に行われているのか確認できます。
「自治体から委託されています」
国民生活センターの消費者トラブルFAQでは、自治体が事業者に給湯器の点検を委託することはないと案内しています。
「自治体からの依頼」と説明された場合は、その場で点検に応じず、お断りしましょう。
「このままだと危険なので、今すぐ交換してください」
突然そんなことを言われたら、心配になりますよね。
ただ、交換が必要かどうかは、実際の機器の状態や不具合の内容を確認して考えるものです。
まずはメーカーへ相談し、本当に交換が必要になった場合は、複数の機種や見積もりを比較しましょう。
国民生活センターも、点検後に交換を勧められてもその場ですぐに契約せず、交換の必要性を確認するよう案内しています。
エコキュートの交換を勧められたけれど、価格を比較したい
チカラもち金沢店では、交換機種や工事費込みの価格についてご相談いただけます。すぐに契約する前に、どのような機種が選べるのか比べてみませんか。
「10年以上使っているから交換が必要」は本当?
点検を勧められた際、「給湯器は10年たったら交換するものです」と説明されることもあるかもしれません。
確かに、給湯器は長く使うほど点検や交換を考える時期が近づいてきます。
例えば、メーカーのコロナは、給湯機の設計標準使用期間について10年を目安と案内しています。
一方で、10年を過ぎたという理由だけで、すべてのエコキュートをその場で交換しなければならないわけではありません。
安全のための点検と、新しい機器への交換は分けて考えましょう。
交換を考えたいエコキュートの症状
使用年数に加えて、次のような症状が出ていないか確認してみてください。

- リモコンにエラーコードが繰り返し表示される
- 以前よりお湯の温度が安定しない
- 普段と違う異音や振動が続いている
- 本体や配管まわりから水が漏れている
- 修理をしても、別の不具合が繰り返し起こる
こうした症状がある場合は、メーカーや販売店に相談しましょう。
特に、焦げ臭いにおいや漏電が疑われるなど、安全に関わる異常がある場合は使用を続けず、取扱説明書の安全指示に従ってメーカーや販売店へ連絡してください。
修理ができる場合もありますが、使用年数が長く、不具合が繰り返されているなら、交換費用も一緒に確認しておくとよいと思います。
エコキュートの寿命や交換のサインについては、【石川県】エコキュートの寿命は何年?10年以上で見たい交換サインで詳しくご紹介しています。
交換を考えるなら、今の暮らしに合う機種へ
実際に交換することになったら、今までと同じメーカーや容量にこだわる必要はありません。
ご家族の人数やお湯の使い方が変わっていれば、容量を見直すのも一つの方法です。
例えば、お子様が独立してご夫婦お二人になった場合は、460Lから370Lへの変更を検討できることもあります。
詳しくは、【石川県】子どもが独立したらエコキュートは小さくする?夫婦2人と帰省に合う容量選びも参考にしてください。
交換を勧められたら、見積もりのどこを比較する?
エコキュートの交換が必要だと分かっても、最初に紹介された機種をそのまま選ばなくても大丈夫です。
まずは、工事費込みの総額と、どのような機種に交換するのかを確認しましょう。
- メーカー・型番:希望する機能が付いているか
- タンク容量:ご家族のお湯の使い方に合っているか
- 工事費込みの総額:撤去・設置・配管工事など、どこまで含まれているか
- 追加工事:工事当日に別途費用が発生する可能性はあるか
- 保証内容:機器と工事、それぞれの保証はどうなっているか
「今日契約すれば安くなります」と言われても、金額だけで決めず、見積もりの内容まで比較してみてください。
石川県で交換業者を探すときの確認事項は、石川県でエコキュート交換を依頼する業者の選び方でも解説しています。
給湯器の交換契約をしてしまったら?石川県の相談窓口
点検を受けた後に交換契約をしてしまい、「本当に必要な工事だったのかな」と不安になることもあると思います。
そんなときは、一人で悩まず、消費生活センターへ早めに相談してください。
訪問販売・電話勧誘販売はクーリング・オフできる場合があります
訪問販売や電話勧誘販売に該当する契約では、原則として法律で定められた書面を受け取った日を含めて8日以内であれば、クーリング・オフができる場合があります。
クーリング・オフは、書面だけでなく電子メールなどの電磁的記録でも行えます。
また、事業者の不適切な説明や妨害があった場合などは、8日を過ぎていても対応できることがあります。
契約方法や状況によって適用条件が異なるため、日数だけで諦めず、消費生活センターへ確認しましょう。
石川県で困ったときの相談先
消費者ホットライン「188(いやや!)」
お住まいの地域の消費生活相談窓口を案内する全国共通の電話番号です。
石川県消費生活支援センター
相談専用電話:076-255-2120
所在地:石川県金沢市幸町12-1 石川県幸町庁舎3階
相談するときには、契約書や見積書、業者の名刺、電話番号などがあれば手元に用意しておきましょう。
なお、契約トラブルについては消費生活センターへ、エコキュートの点検や修理についてはメーカーや販売店へご相談ください。
まとめ|突然の無料点検は、慌てて決めなくて大丈夫です
知らない業者から「給湯器を無料点検します」と電話がかかってきたり、突然訪問されたりしても、その場で応じる必要はありません。
点検を依頼した覚えがなければ、はっきり断って大丈夫です。
一方で、エコキュートを長年お使いなら、点検や交換について考えておきたい時期でもあります。
10年以上使っている場合は、メーカーの案内を確認しながら、不具合の有無や修理の必要性を見ていきましょう。
大切なのは、突然訪問した業者の説明だけで交換を決めないこと。
メーカーへの確認や見積もりの比較を通して、納得できる方法を選んでいただきたいと思います。
よくあるご質問
Q. 無料点検の電話は、すべて詐欺なのでしょうか?
無料点検そのものが詐欺というわけではありません。ただ、知らない業者から突然勧められた点検には慎重に対応しましょう。点検が必要か気になる場合は、メーカーや購入した販売店へご自身で確認してください。
Q. 訪問の約束をしてしまったのですが、断れますか?
はい。訪問前でも点検を断ることはできます。相手に連絡がつかず訪問してきた場合は、玄関を開けずにインターホン越しで点検を断りましょう。有料の契約を結んでいる場合は、契約内容を確認し、消費生活センターへ相談してください。
Q. 10年以上使ったエコキュートは、必ず交換が必要ですか?
10年を超えたという理由だけで、一律に交換が必要になるわけではありません。メーカーの点検案内を確認し、エラーや異音、水漏れなどの症状がある場合はメーカーへ相談しましょう。修理費用や今後の使い方によっては、交換も検討できます。
Q. 契約書にサインしてしまったら、もう取り消せませんか?
契約方法や勧誘内容によっては、クーリング・オフや契約の取り消しができる場合があります。契約書を手元に用意し、消費者ホットライン188などへ早めにご相談ください。
エコキュートの交換を考えたら、チカラもち金沢店へ
知らない業者から突然点検を勧められると、戸惑いますよね。
私たちは、お客様のご都合を伺い、訪問日時をお約束してからお伺いしています。
エコキュートの交換を考える際も、まずは現在の機種や設置状況、ご希望などを確認しながらご案内します。
「交換を勧められたけれど、価格を比較したい」
「今と同じようなエコキュートへ交換すると、いくらかかる?」
そんなときは、チカラもち金沢店へお気軽にご相談ください。
交換することが決まっていない段階でも、機種選びや工事費込みのお見積もりについてご案内できます。

チカラもち金沢店へのご相談はこちら
機種や価格を比較したい方は、取扱商品・工事交換費用もご覧ください。
アクセス(チカラもち金沢店)
![]()
〒920-0210
石川県金沢市大河端西2丁目45(オリバーリフォーム石川内)
