
「エコキュートを取り付けたいけれど、今の家にも置けるの?」
エコキュートを設置するときは、本体が置けるスペースだけを確認すればよいわけではありません。
貯湯タンクを支える基礎、ヒートポンプユニットの設置場所、搬入経路、給水・給湯・ふろ配管、排水、電源など、ご自宅ごとに確認したいポイントがあります。
また、「エコキュートの取り付け」といっても、古いエコキュートから交換する場合と、電気温水器やガス・石油給湯器から変更する場合では必要な工事が異なります。
こんにちは!エコキュート交換工事専門店のチカラもち甲府店です。
この記事の結論
エコキュートを取り付けられるかどうかは、「置く場所」だけでなく、基礎・搬入経路・配管・排水・電気まで合わせて確認することが大切です。
今使っている給湯器の種類や、370Lから460Lへの容量変更などによっても条件が変わるため、本体を購入する前に設置状況を確認しておくと安心です。
この記事では、山梨県でエコキュートの取り付けや交換を検討している方に向けて、工事前に確認したいポイントを分かりやすく整理します。
この記事を書いた人
チカラもち甲府店(エコキュート交換工事専門)のスタッフです。
山梨県甲府市の店舗で、エコキュートの交換、電気温水器からの変更、設置場所や搬入経路、容量、配管などのご相談を承っています。
店舗情報はこちら:チカラもち甲府店
目次
エコキュートの「取り付け」は現在の給湯器によって工事が変わる

「エコキュートを取り付けたい」と検索している方でも、ご自宅の状況はさまざまです。
| 現在の状態 | 主な確認ポイント | 工事の特徴 |
|---|---|---|
| エコキュートから交換 | 既存基礎・配管・設置スペース | 現在の設備を活用できるか確認 |
| 電気温水器から変更 | ヒートポンプ設置場所・配管・電気 | 屋外機の設置などが新たに必要 |
| ガス・石油給湯器から変更 | 基礎・電源・配管・既存設備の撤去 | 新しく必要になる工事が多い |
| 初めて設置 | 設置場所・基礎・配管・排水・電源 | 設置条件を一から確認 |
特に、すでにエコキュートを使用している住宅であっても、「今と同じ場所だから、そのまま新しい機種が入る」とは限りません。
メーカーや容量、タンク形状が変われば本体サイズも変わります。現在の設備をどこまで利用できるかを確認してから機種を選ぶことが大切です。
エコキュートを取り付ける前に確認したい6つの条件

エコキュートの設置では、主に次の6つを確認します。
1. 貯湯タンクとヒートポンプユニットを置くスペース
エコキュートは、お湯をためる大きな「貯湯タンクユニット」と、空気の熱を利用してお湯をつくる「ヒートポンプユニット」の2つを屋外に設置します。
確認するのは、本体そのものが収まるかだけではありません。
配管工事や点検・修理ができるスペース、ヒートポンプユニットの吸込み・吹出しを妨げない場所も必要です。
必要な離隔距離や施工条件はメーカー・機種によって異なるため、「壁から何cmあれば必ず設置できる」と一律には判断できません。
2. 満水になった貯湯タンクを支える基礎
貯湯タンクには大量のお湯をためるため、満水になるとかなりの重量になります。
そのため、安定して設置・固定できる基礎が必要です。
交換工事では現在のコンクリート基礎を利用できる場合もありますが、新しい機種の脚の位置や基礎寸法が合うか、傷みがないかを確認します。
なお、チカラもち甲府店が確認するのはエコキュートを設置する部分の状態です。住宅全体の基礎や地盤についての診断は専門外となります。
3. 道路から設置場所までの搬入経路
意外と見落とされやすいのが搬入経路です。
貯湯タンクは背が高く大きいため、門、塀、物置、エアコン室外機、植栽などによって通路が狭くなっていると、通常の方法では運び込めない場合があります。
現在エコキュートが置いてある住宅でも、前回の設置後にカーポートやフェンスを設置していることもあります。
「置けるか」と同時に「そこまで運べるか」も確認しておきましょう。
4. 給水・給湯・ふろ配管
エコキュートには、水道から水を送る配管、キッチンや浴室へお湯を送る配管、追いだきなどに使うふろ配管があります。
交換の場合は既存配管を利用できることもありますが、劣化や配管径、接続位置などによっては手直しが必要です。
ガス給湯器や石油給湯器から変更する場合も、現在の配管状況を確認しながらエコキュートへ接続できるよう工事します。
5. タンクやヒートポンプから出る水の排水
エコキュートでは、運転中やタンクの沸き上げ時などに水が出るため、適切に排水できるようにする必要があります。
排水先を考えずに設置すると、機器周辺がいつも濡れてしまったり、冬場の凍結につながったりすることもあります。
6. 200V電源とリモコン配線
エコキュートには専用の電源が必要です。
すでにエコキュートを使っている場合は既存設備を利用できることもありますが、電気温水器やガス・石油給湯器から変更する場合は、新たな電気工事が必要になることがあります。
チカラもち甲府店ではエコキュート設置に必要な電気工事について確認しますが、住宅全体の電気設備診断や電気料金プランの選定・シミュレーションは専門外です。契約内容については、ご契約中の電力会社へご確認ください。
「この場所に置ける?」は写真からご相談いただけます
チカラもち甲府店では、現在の給湯器や設置場所の写真をLINEで送っていただくことで、設置条件を確認するためのご相談を承っています。
①給湯器全体 ②型番シール ③足元の配管・基礎 ④設置場所の周囲 ⑤道路から設置場所までの通路が分かると確認がスムーズです。
※写真だけですべての設置可否を判断できるとは限りません。必要に応じて現地で確認します。無理に機器の裏へ入ったり、危険な場所から撮影したりする必要はありません。
今と同じ場所に取り付けられないこともある?
エコキュートからエコキュートへの交換なら、同じ場所へ置けるケースは多くあります。
ただし、次のような場合は設置方法や機種選びを見直すことがあります。
- 370Lから460Lなどへ容量を変更する
- 新しい機種の脚位置が既存基礎と合わない
- 本体周囲の作業スペースが確保できない
- 設置後にフェンスや物置が増え、搬入経路が狭くなった
- 配管や保温材の劣化が進んでいる
狭い場所では薄型タイプが候補になることも
標準的な角型タンクを置くスペースが取りにくい住宅では、奥行きを抑えた薄型タイプが候補になる場合があります。
ただし、「薄型ならどこでも置ける」というわけではありません。ヒートポンプユニットの位置や配管、点検スペースも合わせて確認します。
容量を変更するときは設置スペースも再確認
家族が増えたため370Lから460Lへ変更したい、といったご相談もあります。
容量選びでは家族人数やお湯の使い方だけでなく、実際に設置できる本体サイズかどうかも重要です。
370L・460Lの選び方はこちらで詳しく解説しています。
【甲府市】エコキュートは370L・460Lどちら?家族人数と湯切れから選ぶ容量
電気温水器・ガス・石油給湯器からエコキュートへ変更するときの注意点

今までエコキュートを使っていなかった住宅へ設置する場合は、交換工事より確認項目が増えます。
電気温水器から変更する場合
電気温水器にも大きな貯湯タンクがありますが、エコキュートでは新たにヒートポンプユニットを設置します。
そのため、既存タンクの場所だけではなく、ヒートポンプユニットをどこに置くか、配管をどのようにつなぐかも確認します。
また、給湯省エネ2026事業では、条件を満たすエコキュートの設置と合わせて電気温水器を撤去する場合、撤去加算の対象となることがあります。
ガス・石油給湯器から変更する場合
ガス・石油給湯器は、エコキュートの貯湯タンクよりコンパクトな機器も多いため、新しくタンクを置く基礎やスペースが必要になることがあります。
さらに200V電源、ヒートポンプユニット、排水など、これまでなかった設備も確認します。
ガス設備の撤去や契約に関する手続きについては、勝手に配管を外さず、契約しているガス事業者へ確認してください。
石油給湯器からの変更についても、既存機器や灯油設備の撤去・処理について専門事業者への確認が必要になる場合があります。
チカラもち甲府店では、現在の給湯方式からエコキュートへ変更するための設置相談を承っています。一方、ガス給湯器からガス給湯器、石油給湯器から石油給湯器への交換は当店の専門範囲外です。
山梨県では凍結対策と設置環境も確認しよう
エコキュートの配管は屋外に設置されるため、気温が下がる地域では凍結対策も重要です。
山梨県内でも設置する地域や標高などによって冬の気温条件は異なります。そのため、地域だけで一律に判断するのではなく、設置場所の環境に合った機種や施工方法を確認することが大切です。
メーカーでは一般地向け・寒冷地向けなど複数の仕様が用意されていることがあり、機種ごとに使用できる気温条件や施工方法が定められています。
また、配管の保温材や凍結防止対策、ヒートポンプユニットから出る水の排水先なども確認します。
「山梨県だからこの機種なら必ず大丈夫」と判断するのではなく、設置地域とメーカーの施工条件を照らし合わせて選びましょう。
エコキュートの取り付け費用は設置状況によって変わる
Googleでも「エコキュートの取り付け費用はいくら?」と調べている方は多いですが、工事費は現在の給湯器と設置状況によって変わります。
特に費用差が出やすいのは、次のような部分です。
- エコキュート本体とタンク容量
- 既存給湯器の撤去・処分
- 基礎をそのまま利用できるか
- 配管の交換・延長が必要か
- 電気工事が必要か
- 通常の搬入ができるか
そのため、本体価格だけを見るのではなく、「自宅へ取り付けるために必要な工事を含めた総額」で比較することが重要です。
チカラもち甲府店のエコキュート交換費用や見積もりの確認ポイントはこちらで詳しく解説しています。
【甲府市】エコキュート交換費用はいくら?工事費込み価格と見積もり前の確認ポイント
工事当日の流れや所要時間はこちらをご覧ください。
【甲府市】エコキュート交換工事は何時間?当日の流れとお湯が使えない時間
給湯省エネ2026でエコキュートは補助対象
2026年8月時点では、国の「給湯省エネ2026事業」が実施されています。
対象となるエコキュートの基本補助額は1台7万円で、より高い性能要件を満たす機種には3万円の性能加算があります。
また、対象エコキュートの設置と合わせて既存の電気温水器を撤去する場合は、条件を満たせば1台2万円の撤去加算を利用できる場合があります。エコキュートからエコキュートへの交換で古いエコキュートを撤去するだけでは、この撤去加算の対象にはなりません。
2026年の戸別申請は3月31日から受付が始まっており、予算上限に達するまで、遅くとも2026年12月31日までが交付申請期間です。
補助金は利用者が直接申請するのではなく、登録された給湯省エネ事業者が手続きを行います。
対象機種や申請条件、予算状況は変わる可能性があるため、取り付けを検討するときに最新情報を確認してください。
給湯省エネ2026についてはこちらでも解説しています。
【山梨県】給湯省エネ2026で最大12万円補助|エコキュート交換の準備と対象確認
相談前に「給湯器」と「設置場所」の写真を撮っておこう

「この場所に新しいエコキュートを取り付けられる?」と相談するときは、型番だけでなく設置場所の写真もあると確認がスムーズです。
ご相談時にあると分かりやすい写真
・現在の給湯器全体
・本体に貼られている型番シール
・タンクや給湯器の足元と配管
・設置場所を少し離れたところから撮った写真
・ヒートポンプユニット周辺
・道路や駐車場所から設置場所までの通路
ガス・石油給湯器や電気温水器から変更したい場合は、現在使っている機器の全体写真と型番もお送りください。
写真だけでは分からない場合は、必要に応じて現地で基礎・配管・搬入経路などを確認します。
型番の確認方法はこちらをご覧ください。
お使いの給湯器・エコキュートの型番の調べ方
よくあるご質問
Q. エコキュートはどんな家でも取り付けできますか?
A. すべての住宅に同じ方法で設置できるわけではありません。貯湯タンクとヒートポンプユニットの設置スペース、基礎、搬入経路、配管、排水、電気などを確認して判断します。狭い場所では薄型タイプなどが候補になる場合もあります。
Q. 今使っているエコキュートと同じ場所なら、そのまま交換できますか?
A. 同じ場所へ交換できるケースは多いですが、メーカーや容量、本体サイズ、脚位置が変わると設置条件も変わります。既存基礎や配管が利用できるかも含めて確認が必要です。
Q. ガス給湯器からエコキュートへ変更できますか?
A. 設置スペースや基礎、200V電源、配管、排水などの条件を満たせば変更できるケースがあります。既存のガス設備については、契約しているガス事業者への確認も必要です。
Q. エコキュートの取り付け費用はいくらですか?
A. 機種だけでなく、現在の給湯方式や基礎、配管、電気工事、搬入方法などによって変わります。「本体価格+標準工事」の表示だけでなく、ご自宅で必要になる工事を含めた総額で確認してください。
Q. 家電量販店と専門店では工事費が違いますか?
A. 工事費の設定や標準工事に含まれる範囲は依頼先によって異なります。単純な工事費の数字だけではなく、既存機器の撤去処分、配管、基礎、電気工事、保証まで含めて比較すると分かりやすくなります。
Q. エコキュート補助金2026はいつから申請できますか?
A. 給湯省エネ2026事業の戸別申請は2026年3月31日から受付が始まっています。受付は予算上限に達するまでで、遅くとも2026年12月31日までです。対象機種や条件があるため、最新情報をご確認ください。
まとめ|本体を選ぶ前に「取り付けられるか」を確認しよう
エコキュートの取り付けでは、商品価格や機能を比較する前に、ご自宅の設置条件を確認しておくことが大切です。
取り付け前に確認したいポイント
・貯湯タンクとヒートポンプユニットを置くスペース
・貯湯タンクを支える基礎
・道路から設置場所までの搬入経路
・給水・給湯・ふろ配管
・排水経路
・エコキュートに必要な電源
・地域の気温条件に合った機種と凍結対策
特に、電気温水器やガス・石油給湯器から変更する場合や、タンク容量を変える場合は、今までと必要な設備が変わることがあります。
チカラもち甲府店は、山梨県甲府市にあるエコキュート交換工事専門店です。
「今の場所に取り付けられる?」「電気温水器から変えたい」「370Lから460Lへ変更できる?」など、まだ機種を決める前の段階でもご相談いただけます。

現在の給湯器と設置場所の写真があれば、設置条件を確認するためのご相談がスムーズです。写真で判断できない部分については、必要に応じて現地で確認いたします。
エコキュートの取り付け・交換相談はこちらからどうぞ。
お電話:0120-502-128(営業時間内受付)
LINE:写真を送ってカンタン相談
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参考情報(公式サイト)
- パナソニック:エコキュートへのリプレース(置き替え)について
- パナソニック:エコキュート 工事・取扱説明書
- 三菱電機:三菱 エコキュート
- ダイキン:家庭用ヒートポンプ給湯機 総合カタログ
- 給湯省エネ2026事業:事業概要
- 給湯省エネ2026事業:エコキュートの対象要件
※本記事は2026年8月時点の情報をもとに作成しています。エコキュートの設置条件、必要な離隔距離、基礎、配管、使用できる気温条件などはメーカー・型番・設置環境によって異なります。実際の施工では各メーカーの最新の工事説明書をご確認ください。
※写真から確認できる内容には限りがあります。設置可否や追加工事の有無については、必要に応じて現地確認を行ったうえで判断します。
※チカラもち甲府店で確認できるのは、エコキュート本体や設置場所、配管、搬入経路などエコキュート工事に関する範囲が中心です。住宅の地盤・基礎全体、住宅全体の電気設備、電気料金プランの診断は専門外となります。
※ガス設備の撤去や契約手続きについては、ご契約中のガス事業者へご確認ください。ガス給湯器からガス給湯器、石油給湯器から石油給湯器への交換はチカラもち甲府店の対応範囲外です。
※給湯省エネ2026事業は対象機種、工事時期、登録事業者、申請条件、予算状況などによって利用できない場合があります。交付申請は予算上限に達すると期限前でも終了します。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
