
こんにちは!エコキュート交換専門店のチカラもち富山店です。
エコキュートの取扱説明書を見て、「水抜きって必要だったの?」と気づいたことはありませんか。
「今まで一度もしたことがない」「自分でやって壊れないかな」「水抜きした後、お湯が出なくなったらどうしよう」など、初めての作業には不安もありますよね。
先に結論からお伝えすると、普段のお手入れとして行うエコキュートの水抜きは、多くの機種でご自身でもできる作業です。ただし、メーカーや型番によって操作が異なるため、必ずお使いの機種の取扱説明書を確認してから行いましょう。
また、普段のお手入れではタンクの水を全部抜くわけではありません。長期間使用しない場合の水抜きとは、目的も作業内容も違います。
今回はメーカー5社の公式情報をもとに、水抜きが必要な理由、基本の流れ、頻度と時間、作業後の確認方法をご紹介します。富山県で気になる冬場の注意点もあわせて見ていきましょう。
この記事のポイント
- 普段の水抜きは、タンク底にたまる沈殿物を排出するお手入れ
- 日常のお手入れでは、タンクの水を全部抜く必要はない
- 作業時間・頻度・電源操作はメーカーや機種によって異なる
- 長期不在や凍結のおそれがある場合は、別の対応が必要
この記事を書いた人
チカラもち富山店(エコキュート交換工事専門)のスタッフです。富山市・高岡市・射水市など富山県内で、エコキュートの交換や機種選びのご相談を承っています。今回は各メーカーの公式資料をもとに、ご家庭でのお手入れに役立つ情報をまとめました。
目次
エコキュートの水抜きは必要?したことがなくても大丈夫?
エコキュートは、屋外の貯湯タンクにお湯をためて使う給湯器です。
毎日使用しているうちに、タンクの底には水道水に含まれる成分などによる湯あかや沈殿物がたまることがあります。
そこで行うのが、貯湯タンクのお手入れとしての水抜きです。
タンク底の水を短時間排出することで、たまった沈殿物を外へ流します。パナソニックや三菱電機なども、定期的な排水をお手入れとして案内しています。
今まで一度も水抜きしていなかったら?
「設置してから何年も水抜きをしていない」という方も、まずは落ち着いて取扱説明書を確認してください。
水抜きをしたことがないという理由だけで、エコキュートが故障していると判断する必要はありません。
現在お湯が問題なく使えているなら、まずお使いのメーカーと型番を調べ、指定されているお手入れ方法を確認するところから始めましょう。
水抜きは、タンク内のお手入れを目的とした作業です。実施すれば必ず寿命が延びるというものではありませんが、メーカーが案内する定期的なメンテナンスのひとつです。
エコキュート全体の点検については、エコキュートの点検・メンテナンスは必要?冬前の確認と訪問点検の注意点でもご紹介しています。
まず確認|普段のお手入れと長期不在の水抜きは別です
エコキュートの「水抜き」には、大きく分けて2つの目的があります。

| 種類 | 目的 | 作業の違い |
|---|---|---|
| 普段のお手入れ | タンク底の沈殿物を流す | 指定時間だけ一部を排水する |
| 長期不在時の水抜き | 長期間の使用停止や凍結への対応 | 説明書に沿ってタンク・配管などの水を抜く |
普段のお手入れは短時間の排水でOK
定期的なお手入れでは、タンクの下部からお湯や水を一定時間流します。
例えば、パナソニックは約2分、三菱電機は約1〜2分の排水を案内しています。
この場合は、タンクを空にする必要はありません。指定された時間だけ排水し、説明書に沿って元の状態に戻す作業です。
長期間使わない場合はタンク全体の水抜きも
旅行や帰省で数日間留守にする場合と、別荘などで1か月以上使わない場合では、必要な対応が異なります。
例えばダイキンでは、1か月以上使用しない場合に水抜きを案内しています。パナソニックも、約1か月以上使用しない場合や凍結のおそれがある場合の水抜きについて説明しています。
長期不在時の水抜きでは、普段のお手入れより多くの操作が必要になるため、専用の手順を確認してください。
特に凍結のおそれがある場合、ダイキンは販売店への依頼を案内しています。
エコキュートの水抜きは自分でできる?基本の流れ
初めて水抜きをするなら、まずは取扱説明書を準備しましょう。
貯湯タンクの前面や側面にある銘板シールを確認すると、メーカーや型番が分かります。型番が見つからない場合は、エコキュートの型番の調べ方もご覧ください。
ここでは、日常のお手入れで行う短時間排水の流れを説明します。

手順1|型番と取扱説明書を用意する
まずは、ご自宅のエコキュートの型番を確認してください。
説明書では「貯湯タンクのお手入れ」「貯湯ユニットの掃除」「タンクの水抜き」などの項目を探します。
操作する栓の位置や名称は機種によって違います。説明書の図と、実際の設備を見比べておきましょう。
手順2|作業前の注意事項を確認する
説明書に記載されている、沸き上げ状態や残湯量、電源操作などを確認します。
例えば、三菱電機は沸き上げをしていないときに行うよう案内しています。また、パナソニックは残湯量の表示メモリが1つ以上減っている状態でのお手入れを案内しています。
貯湯タンク内には熱いお湯が入っていることがあります。排水管や排水されるお湯には触れないでください。
手順3|説明書に沿って排水する
給水止水栓、逃し弁、排水栓などを、メーカーの指定する順番で操作します。
指定された排水時間を守り、タンク底の沈殿物を排出します。
ここで気を付けたいのが、別メーカーの操作手順をそのまま真似しないことです。
例えばダイキンの公式お手入れページでは、漏電遮断器をOFFにしてから排水する手順が紹介されています。一方、日立には電源をONにした状態で排水する機種もあります。
電源や弁の操作は、必ずご自宅の機種の説明書に従ってください。
手順4|排水を止めて元の状態に戻す
排水が終わったら、説明書に従って排水栓や給水止水栓、逃し弁などを元の状態に戻します。
機種によっては、排水後に給水したり、タンク内の空気が抜けたことを確認したりする工程があります。
ダイキンの公式説明では、排水栓を通常位置に戻して給水止水栓を開け、排水ホースから空気混じりではないお湯(水)が連続して出ることを確認した後、逃し弁を戻す流れが紹介されています。
手順5|お湯が正常に使えるか確認する
最後に、説明書に記載されている復旧確認を行います。
リモコンにエラーが表示されていないか、お湯が正常に使えるか、排水が止まっているかを見ておきましょう。
慣れない作業で操作方法が分からなくなった場合は、無理に続けず、メーカーや購入店・施工店へ確認してください。
長年使っているエコキュート、交換時期も気になったら
チカラもち富山店では、エコキュートの交換機種や工事費込みのお見積もりについてご相談いただけます。水抜きの方法だけを知りたい方は、まずメーカーの取扱説明書をご確認ください。故障の修理・点検が必要な場合は、メーカーや購入店・施工店へご相談ください。
メーカー別|水抜きのやり方と公式説明書の確認先
エコキュートの水抜き方法を調べる際は、「パナソニック」「三菱」などのメーカー名だけでなく、型番まで確認しましょう。
ここでは、主要5メーカーの公式お手入れ情報と取扱説明書の確認先をご紹介します。
| メーカー | お手入れの目安 | 公式情報 |
|---|---|---|
| パナソニック | 年2〜3回 約2分排水 |
タンクのお手入れ |
| 三菱電機 | 年2〜3回 約1〜2分排水 |
貯湯タンクの手入れ |
| ダイキン | 半年に1回以上 約2分排水 |
エコキュートのお手入れ |
| 日立 | 年2〜3回 時間は機種別 |
お手入れ・点検のFAQ |
| コロナ | 機種別の説明書を確認 | 公式お手入れ動画 |
上記は各メーカーが公開しているお手入れの目安です。同じメーカーでも、機種や発売年度によって操作手順が違う場合があります。
パナソニックの水抜き方法
パナソニックは、年2〜3回程度、タンク内のお湯を約2分間排水するお手入れを案内しています。
公式FAQには作業の図解があり、残湯量などの注意点も確認できます。
また、長期間使用しない場合のタンク全体の水抜きについては、発売年度別の説明動画や手順書が用意されています。
三菱電機の水抜き方法
三菱電機は、排水栓を約1〜2分開いてタンク底の汚れを排出するお手入れを、年2〜3回程度案内しています。
作業は沸き上げをしていないときに実施し、排水ホッパーからお湯があふれないよう注意します。洗浄剤は使用しません。
ご自宅の機種の操作方法は、取扱説明書の「お手入れと点検」を確認してください。
ダイキンの水抜き方法
ダイキンの公式お手入れページでは、半年に1回以上のタンク内のお手入れを案内しています。
掲載されている手順では、漏電遮断器をOFFにし、給水止水栓を閉めて逃し弁を操作した後、約2分間排水します。
排水後は排水栓と給水止水栓を戻し、空気混じりではない水が出ることを確認してから、逃し弁と漏電遮断器を元の状態に戻します。
給水止水栓の位置は住宅によって異なることがあるため、実際に作業するときは型番別の取扱説明書を優先してください。
日立の水抜き方法
日立は、年2〜3回の貯湯ユニットのお手入れを案内しています。
タンク底の湯あかなどを排出するお手入れですが、排水時間や電源操作などは型番ごとの取扱説明書を確認する必要があります。
日立の公式サイトでは、型式や発売年から取扱説明書を探せます。
コロナの水抜き方法
コロナは、公式サポートサイトでお手入れや長期間使用しないときの水抜き方法を動画で案内しています。
例えばAY5・AZ1シリーズ向けの説明動画がありますが、対象型式が指定されているため、お使いの機種が含まれているか確認してから視聴しましょう。
ご自宅の型番が分かれば、取扱説明書から操作箇所や手順も確認できます。
水抜きは何分?どれくらいの頻度で行う?
普段のお手入れとしての排水は、メーカーの案内で約1〜2分程度とされている機種が多くあります。
ただし、これは排水している時間の目安です。事前準備や、排水後に元の状態へ戻す作業の時間は含みません。
日立のように、機種によってはより長い排水時間が指定されている場合もあります。
また、お手入れの頻度はパナソニック・三菱電機・日立では年2〜3回、ダイキンの掲載例では半年に1回以上が目安です。
無理なく続けるなら、取扱説明書にある頻度をカレンダーに登録しておくのもおすすめです。
水抜き後にお湯が出ない・水が止まらないときは
水抜き後に気になる症状が出たときは、まず作業を中断し、取扱説明書の復旧手順を確認してください。

お湯が出ない場合
まず、説明書に記載された給水止水栓や排水栓などが、正しい位置に戻っているか確認します。
リモコンにエラーコードが表示されている場合は、表示を写真に残しておきましょう。
長期不在時の全量水抜きを行った後は、タンクへの給水や空気抜き、沸き上げの再開が必要です。満水になっていない状態で自己判断による通電・運転をしないでください。
メーカーの説明書どおりに復旧できない場合は、購入店・施工店やメーカーへ相談しましょう。
お湯が出ない症状全般については、エコキュートでお湯が出ない時の確認ポイントも参考にしてください。
排水が止まらない場合
排水後も水が流れ続ける場合は、排水栓などを元の位置へ戻せているか、説明書の図と照らし合わせます。
ただし、エコキュートは沸き上げ時の膨張水など、正常な運転によって排水することもあります。
正常な排水と水漏れの違いについては、エコキュートのタンク下が濡れている?正常な排水と水漏れの見分け方でも解説しています。
排水が止まらない、配管から水が噴き出している、エラーが繰り返し表示される場合は、無理に操作せずメーカーや購入店・施工店へ確認してください。
富山県で冬場や長期不在時に水抜きするときの注意点
富山県では、冬場の積雪や氷点下の冷え込みに注意が必要です。
エコキュートは、機種によって凍結予防運転などの機能が備わっています。普段どおり使っているときと、長期間留守にするときでは、対応を分けて考えましょう。
冬だからといって、普段の水抜きでタンクを空にしない
定期的なお手入れとして水抜きをするなら、説明書に指定された量・時間だけ排水します。
「冬は凍結するから」と自己判断でタンクの水を全部抜いたり、電源を長期間切ったりすると、機種の凍結予防機能が働かなくなることもあります。
雪の多い地域では、屋外の配管やヒートポンプユニット周辺が雪でふさがれていないかも確認しておきたいところです。
冬に長期間留守にする場合は事前に相談を
長期間エコキュートを使用しない予定があり、凍結のおそれもある場合は、事前にメーカーや購入店・施工店へ確認してください。
ダイキンの公式FAQでは、凍結のおそれがある場合は販売店へ水抜きを依頼するよう案内しています。
長期不在時には、タンクだけでなくヒートポンプユニットや配管側の水抜きが必要になる機種もあります。ご自宅の型番に合った方法を確認しましょう。
富山県の凍結については、エコキュートが凍結した?お湯が出ない時の確認ポイントと対処法でも紹介しています。
水抜きは業者に依頼するべき?費用はどのくらい?
普段の短時間排水は、メーカーがご家庭向けのお手入れとして案内している機種が多くあります。
まずは説明書を確認し、ご自身でできる範囲かを見てみましょう。
一方、長期不在時の全量排水や、凍結のおそれがある場合の作業では、販売店や専門業者への依頼が必要になることがあります。
業者へ依頼する場合の費用
水抜きの依頼費用は、作業内容やメーカーによって変わります。
一例として、ダイキンの公式FAQでは、長期不在時の水抜きをメーカーへ直接依頼する場合、出張点検費を含む作業費の目安を35,000〜40,000円程度(税込)と案内しています。
これは長期不在時の水抜き作業に関する金額で、普段のお手入れを業者へ依頼する際の共通料金ではありません。
業者へ依頼するときは、普段のお手入れなのか、長期不在のための全量排水なのかを伝え、出張料・作業費・再使用時の給水作業まで確認しておくとよいでしょう。
突然の「水抜き点検」や訪問営業には注意
ご自身で依頼していない業者から突然「無料で点検します」「水抜きしないと危険です」と言われた場合、その場で作業や契約を決める必要はありません。
まずは今お使いのメーカーや購入店・施工店へ確認しましょう。
通常のお手入れが必要という説明と、高額な修理・交換契約が必要という説明は、分けて考えてください。
エコキュートの水抜きについてよくある質問(FAQ)
エコキュートの水抜きをしないとどうなりますか?
タンク底にたまる沈殿物を排出するお手入れの機会が減ります。ただし、水抜きをしていないことだけで、すぐに故障するとは判断できません。まずは取扱説明書を確認し、指定されているお手入れを行いましょう。
エコキュートの水抜きは自分でできますか?
普段のお手入れとして行う短時間排水は、ご自身で行えるよう案内されている機種が多くあります。操作する栓や電源の扱いはメーカー・型番によって違うため、必ず取扱説明書に従ってください。
水抜きは何分くらいかかりますか?
普段のお手入れでは、パナソニックは約2分、三菱電機は約1〜2分の排水を案内しています。これは排水そのものの時間です。準備や復旧確認も含めた全体の作業時間は、機種と操作内容によって変わります。
水抜きしたことがない場合は、業者に依頼した方がいいですか?
普段のお手入れなら、まずはメーカーの公式説明書を確認してみましょう。手順や操作箇所が分からない場合、無理をせずメーカーや購入店・施工店へ相談してください。
水抜きの後はエア抜きが必要ですか?
機種や作業内容によって必要な復旧操作が異なります。排水後の給水や空気抜きが指定されている場合は、説明書に沿って実施してください。特にタンク全体を空にした後は、満水・空気抜きなどの確認を終えてから運転を再開します。
冬場はエコキュートの水抜きをした方がいいですか?
冬だからといって、普段使用しているエコキュートのタンクを全部空にする必要はありません。凍結予防運転が必要な機種もあるため、自己判断で電源を切らないでください。長期不在などで凍結のおそれがある場合は、事前にメーカーや購入店・施工店へ確認しましょう。
まとめ|まずは自分のエコキュートの取扱説明書を確認しよう
エコキュートの水抜きは、普段のお手入れとして定期的に案内されている作業です。
タンク底の沈殿物を流す短時間排水なら、多くの機種でご家庭でも行えるよう説明されています。
初めて水抜きをする場合は、次の3点を覚えておきましょう。
- 型番を確認し、その機種の説明書を用意する
- 普段のお手入れと長期不在の水抜きを混同しない
- 作業後は給水・排水栓・エラー表示などを確認する
これまで一度も水抜きをしたことがなかった方も、まずはご自宅の機種に合った手順を確認するところから始めてみてください。
富山県では、冬の凍結を防ぐための操作にも注意が必要です。長期間使用しない場合は、通常のお手入れとは別に、メーカーや購入店・施工店へ確認しましょう。
エコキュートの不調が続き、交換をお考えならチカラもち富山店へ
水抜きはタンクのお手入れですが、エラーが繰り返し表示される、水漏れが続く、お湯が正常に沸き上がらないといった症状は、日常のお手入れだけでは解決できない場合があります。
こうした症状が続く場合は、まずメーカーや購入店・施工店へ修理・点検の相談をしてください。
そのうえで、長年使っているエコキュートの交換を検討したい場合は、チカラもち富山店へお気軽にご相談ください。
富山市でのエコキュート交換事例
チカラもち富山店では、富山市でダイキン製370Lのエコキュート「TU37PFV」から、同じ370Lの「EQX37YFV」へ交換した施工実績があります。
今と同じメーカー・容量で交換を考えている場合も、機種や機能、設置条件を比べながらご案内しています。
現在のエコキュートの型番や、リモコン、設置場所の写真があると、ご相談がスムーズです。

チカラもち富山店へのご相談はこちら
アクセス(チカラもち富山店/アクアデポ富山店内)

住所:〒930-0811 富山県富山市千代田町7-30
参考サイト
- パナソニック|タンクのお手入れについて
- パナソニック|タンクの水抜き手順と動画
- 三菱電機|貯湯タンクのお手入れ
- ダイキン|エコキュートのお手入れ
- ダイキン|長期間使用しない場合の水抜き
- 日立|お手入れや点検について
- コロナ|公式サポート動画集
※本記事は2026年10月時点に確認できたメーカー公式情報をもとに作成しています。水抜き方法、排水時間、お手入れの頻度、電源操作、復旧手順はメーカー・シリーズ・型番によって異なります。実際の作業は、お使いの機種の取扱説明書に従ってください。
