エコキュートの日常的な点検|長く使用するためのメンテナンスのコツをご紹介 | エコキュート交換工事専門【チカラもち】最大77%オフ!地域最安に挑戦。

エコキュートの日常的な点検|長く使用するためのメンテナンスのコツをご紹介

Cat: エコキュートのお役立ちコラム, エコキュートをすでに設置されている方向け

「エコキュートの点検は、自分でもできる?難しい?」
点検についてこのような疑問はなかったでしょうか。エコキュートの点検は自分でもできる部分が多く、決して難しくありません。

しかし、間違った手順で行うわけにはいかないので、正しい順序を守った実施が必要です。

この記事では、セルフメンテナンスの方法について、適切な頻度も踏まえて詳しく解説していきます。

エコキュートの点検を欠かしてはいけない理由

エコキュートは、自然冷媒ヒートポンプ給湯機と呼ばれる高性能さが魅力の製品です。

しかし、日頃の点検を怠ってほったらかしにしていると、パフォーマンスを落とす原因となります。
製品の説明書は詳細が記載されているとはいえ、ページ数が多く文字も小さく書かれているので、問題が発生しない限り見ないということも珍しくはありません。

重大な見落としで故障に至らせないためにも、エコキュートの点検は普段から行いましょう。

自分でもできる簡単なデイリーメンテナンス

自分でも簡単にできるデイリーメンテナンスは、エコキュート本体周りやリモコンの点検がメインです。
ここでは、浴槽アダプターとフィルター・リモコンチェック・給水ストレーナー点検の方法を解説していきます。

浴槽アダプター・フィルター掃除

循環アダプター

点検作業としては最も簡単な浴槽アダプターとフィルターの掃除ですが、怠ってしまうとお湯の出が悪くなります。

浴槽タブのアダプター(円形)を取り外し、アダプターおよびフィルターの掃除をしましょう。
なお、フィルターの網目にこびりついた汚れの掃除は、柔らかな毛の歯ブラシを使って行うと良いでしょう。外面と内面の汚れを取り除いた後は、フィルターの向きを確認のうえアダプターにはめ込み元に戻しましょう。

リモコンの点検

エコキュートの設定温度でお困りの方へ!季節別の最適な温度を解説

リモコンの点検は、ホコリを取ったり水垢を取り除いたりといった清掃を定期的に行いましょう。
汚れを長期間放置してしまい、動作不良を起こさないためのデイリーメンテナンスです。

ほかにはエラーコードが表示されていた場合は確認が必須です。

給水ストレーナーの清掃

ストレーナー

給水ストレーナーの点検と清掃は、水道水に含まれる砂や異物などによる詰まりを防止するために必要です。
また、湯を張るのに普段よりも時間がかかっている場合も、詰まりが原因になっているケースがあるので、チェックは欠かせません。

給水ストレーナーの清掃ステップ
  1. エコキュートの脚部カバーがあれば外す
  2. 給水配管専用止水栓を閉じる
  3. 逃し弁の操作窓を開け、レバーを手前に起こす
  4. 給水ストレーナーを外し歯ブラシ等で清掃
  5. ストレーナーを取り付け、レバーを戻し、止水栓を開く

参考:三菱エコキュート

年に2~3回で済み、自分でも可能な点検

逃し弁・漏電遮断器・配管の水漏れ点検は、年に2〜3回は実施しておきたい点検です。
詳細な手順を述べていくので、順番にご覧ください。

逃し弁や圧力弁の簡単チェック

逃し弁

逃し弁とは、エコキュートの内部圧力を維持するために設けられた部品です。圧力が設定値を超えた際に、自動で弁を開放して蒸気を排出し、圧力を下げます。
安全な作動によって故障を防ぐ役割を持つ箇所のため、定期的なメンテナンスが必要です。

逃し弁の点検手順
  1. 逃し弁のフタを開ける
  2. 逃し弁を上げる
  3. 排水ホースから水(お湯)が出たかを確認
  4. 逃し弁を戻す
  5. フタを閉める

感電や火災防止のために行う漏電遮断器点検

漏電遮断器は、感電や火災を防ぐための安全装置で、漏電を検知すると自動で電源がOFFになります。主に配管からの水漏れ、大雨・洪水などの浸水により内部の部品が水に濡れることによって漏電を検知して作動します。
エコキュートをご自宅に設置された後、初めに場所を確認しておくと良いでしょう。

漏電遮断器の操作手順
  1. 貯湯タンクの操作窓を開ける
  2. テストボタンを押す
  3. 電源レバーの入→切を確認(切になると正常)
  4. 電源レバーを上げて「入」へ戻す

なお、電源レバーが上がらない要因はレバー位置が中間になっている、または経年劣化による理由が考えられます。
無理に上げ続けると感電や火災のリスクがあるため、不安を覚えた場合はプロの業者への相談・解決の依頼をしましょう。

配管の水漏れ点検(保温材破損の確認も)

配管や貯湯タンクから水漏れが発生すると、お湯が溜まらない、正常な量を満たさない問題が生じます。
マンション等の集合住宅にお住まいだと、水漏れが発生することで階下へ被害がおよぶこともあるため、早急に対処しましょう。

購入から年数が経過していた場合、エコキュート下部にある配管の保温材が劣化していないか確認しましょう。もしそのままにしていたなら、水漏れをはじめとした故障の原因になります。
寒冷地に在住でご使用のエコキュートが凍結対策専用モデルではない場合だと、凍結により配管が損傷する恐れがあります。

半年に1回以上が推奨される、ふろ配管の掃除

半年に1回以上の点検が推奨される、ふろ配管の掃除と貯湯タンク内の排水について見ていきましょう。

ふろ配管の掃除手順

ふろ配管の掃除は、バスタブエリアから簡単にできます。半年に1回以上が各メーカーの推奨頻度で、洗浄剤にはジャバが望ましいとされています。
ジャバは、雑菌にまみれた風呂釜配管の汚れを落とすことで知られる洗浄剤です。

ふろ配管のメンテナンス手順(ダイキン例)
  1. 浴槽にお湯を張る
  2. お湯の量が循環口(アダプター)の10cm以上の到達を確認
  3. 洗浄剤を投入する
  4. メニューを押し「ふろ配管洗浄」を選び決定
  5. 洗浄終了後にお湯を抜く
  6. ふろ接続アダプターの上10cmまで蛇口からすすぎ用の水を入れる
  7. ふろ配管洗浄を選び決定(もう一度繰り返す)

参考:CLUB DAIKINより

貯湯タンク内の排水掃除【水抜きの手順】

貯湯タンク内にゴミや水垢が溜まらないように水抜きも行ないましょう。ゴミや小さな異物も、溜まると配管が詰まり、綺麗な水が出ない要因になるからです。

水抜き手順
  1. 給水配管専用の止水栓を閉じる
  2. 逃し弁の操作窓を開く
  3. 逃し弁のレバーを手前へ起こす
  4. 排水栓を開いて汚れを洗い流す(1~2分ほど)
  5. 約1~2分経過後に、排水栓を閉じる
  6. 給水配管専用の止水栓を開く
  7. 排水口から水が出た事を確認
  8. 逃し弁のレバーを戻す

なお、脚部のカバーがあった場合は外してから水抜きに入りますが、ネジ等は紛失しないよう注意しておきましょう。

故障しやすい悪い例と安全に使い続けるコツ

故障しやすい使い方は避けるべきで、予防の為に悪い例は知っておく必要があります。
ここでは、凍結防止と異常を放置したケース、非推奨の入浴剤についてピックアップします。

凍結防止ヒーターの確認(冬季前)

リモコンには、日立を例とすると「凍結防止中」と表示する機能を持つモデルがあります。機能つきならリモコンの目視確認ほか、エコキュート本体周辺の配管確認もしておきましょう。

自分で配管を解凍する場合は、ぬるま湯をかけるようにしてください。熱湯をかけてしまうと故障の元になるため注意しておいてください。

ダイキン工業を例にした対策ですと、給湯蛇口を少し開けるのが凍結防止に効果があります。

出典:よくあるご質問|サポート|エコキュート|ダイキン工業株式会社

サーモスタット式やシングルレバー式だと、最高温度側に設定することで凍結防止対策となります。

また風呂の配管凍結を防ぐために、風呂接続アダプター上から10cm水を張ることで、お湯を循環させられて、凍結防止に繋がります。

異常を放置した長期間の使用は厳禁

エコキュートで異常やエラー表示などを放置したまま使用を続けるのは、故障や事故を招く原因となるため避けなければなりません。

貯湯タンクの点検も、怠ってしまうと水垢が浮き出て汚れが目立ち、悪臭を放つこともあり得るでしょう。

またフィルターの詰まりにより高パフォーマンスを発揮できなければ、電気代や水道代が高くなる事態も招いてしまいます。

長期間の未点検は避け、可能な範囲だけでもセルフメンテナンスをしておきましょう。

不適切な入浴剤の使用

エコキュートの給湯タイプによっては、入浴剤の使用に制限があることを覚えておきましょう。
例えば、ダイキン工業製のエコキュートだと下記のようにタイプ別に制限の有無が示されています。

エコキュートのタイプ 入浴剤の制限
オートタイプ受けない
給湯専用タイプ受けない
フルオートタイプ受ける

制限を受けるフルオートタイプについてですが、使用できない入浴剤は以下の通りです。

使用不可の入浴剤
  • 硫黄、酸成分、アルカリ、塩分を含むもの
  • 生薬(葉、茎など)の固形物を含んだもの
  • にごりタイプ、とろみ、ミルク成分のもの
  • 複数の入浴剤を混ぜたもの

※2013年(N型)以降のフルオート機
参考:ダイキン工業

点検業者へ依頼する場合のメリットとデメリット

エコキュートの点検をするとき、部品を紛失してしまうことへの不安や、元の状態への復旧に自信がないという方もいるでしょう。
不安なら無理に実行するのではなく、業者へ依頼するのも一つの手です。点検を業者に依頼する際の、メリットとデメリットについても把握しておきましょう。

自身で発見できない異常や劣化を的確に見てもらえる

エコキュートの点検でカバーを開け、内部の点検をするのに抵抗があるのであれば、業者へ依頼するのも良いでしょう。

また、自身で発見できない経年劣化を、業者だと見つけてもらえることもあるのもメリットといえます。

加えてメンテナンスに費やす時間がなく、多忙の場合も利便性の面で頼む価値があるでしょう。

主に費用面の支出がマイナス面

プロの業者へ依頼するデメリットは、費用が発生してしまう点があげられます。一般的な費用相場は10,000~20,000円程度を想定しておきましょう。

また修理を要する部分が発見された場合は、追加費用もかかります。なお、配管の一部が破損したりパッキンの劣化が見られたりなどは、1万円からが想定される費用です。

エコキュート点検を装った詐欺にも注意

エコキュート点検を装う詐欺にも注意が必要です。点検自体は義務ではないにもかかわらず、法外な金額をふっかける営業や、飛び込みの点検訪問のリスクと対策を紹介します。

法外な金額をふっかける営業行為

エコキュート単体のみならず、給湯器全体で契約購入金額において法外な額を請求されたという相談が国民生活センターにて確認されています。
国民生活センターによる発表データでは、2023年度の相談傾向のグラフにて「100万円以上」という回答が26件も報告されていました。

出典:国民生活センター(契約購入金額別より)

明らかに高額すぎると判断した場合には、きっぱりと断るようにしましょう。

点検訪問で起こり得るトラブル

点検訪問で想定されるトラブルは、虚偽の説明で契約を迫る言わば点検商法と呼ばれるものです。
正規メーカーを装って、異常がないにもかかわらずパーツが腐食しているなど虚偽の報告をされたり、故意に破損させるなどの工作行為も0ではありません。
国民生活センターに寄せられた70歳代の方の例ですが、交換したばかりの給湯器なのに「すぐに交換しなければ危ない」と早期契約を迫られ、お風呂に入れなくなったら困るという思いから承諾してしまい、高額な費用を請求されてしまったケースも存在します。

出典:国民生活センター

不安をあおる商法や突然の業者訪問は断る、契約してしまってもクーリング・オフができる場合があるので、居住する自治体の消費生活センターへの相談も視野に入れましょう。

点検は自分でもできるため頻度に応じて定期的に行う【まとめ】

エコキュートの点検は、日頃から行うことができるような簡単なものから、年に2~3回や半年に一度など実施頻度によって分類ができます。

まずは簡単な作業から習慣化できるように、浴槽内のアダプター・フィルター・リモコン点検から始めてみるのもよいのではないでしょうか。

また、点検の頻度こそ低いですが貯湯タンクの掃除、ふろ配管洗浄や冬季に備えた凍結防止策なども万が一に備えて実施するべき点検です。

エコや節約の観点から役立つエコキュートを、故障なく使い続けるためにも、可能な範囲で今からセルフメンテナンスを始めましょう。


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