三菱製の電気温水器をご使用中の方へ。
この記事は、電気温水器の寿命に関する情報です、修理と交換ではどちらがお得なのか?また、交換時期の見極め方を解説します。
そもそもエコキュートと電気温水器は何が違うのか?違いについても解説いたします。
この記事を参考に、電気温水器のお湯が出ない不具合や水漏れなどを未然に防ぎ、快適にお湯が使える生活が出来るように対策しましょう。
三菱電気温水器の基本的な寿命の目安は、稼働時間にもよりますが、おおよそ10年~15年程度です。
給湯専用タイプの電気温水器ですと30年近く持ったという事例もあります。
追い炊き付きのタイプや高温差し湯タイプの電気温水器は機能が増える分故障する確率も上がります。
目次
三菱製の電気温水器の寿命について知ろう
三菱電気温水器は、200ボルトの電気でお湯を沸かす家庭用電気給湯器であり、現在も全国各地のご家庭に付いております。
本記事では、三菱製の電気温水器の寿命やその目安、寿命を迎える前に見られる症状について解説し、長期間安心して使用するための情報をご提供いたします。
寿命の基本的な目安
先程も述べましたが三菱電気温水器の寿命は、一般的に10年から15年とされています。ただし、使用状況や設置環境によって寿命は異なってきます。例えば、水質が悪い地域では、ヒーターなどの部品が劣化しやすくなります。
寿命を延ばすための方法として、定期的なメンテナンスや消耗品の交換(パッキンや逃し弁など)を行うことが大切です。
寿命を迎える前に見られる症状
寿命を迎える前に見られる症状には、以下のようなものがあります。
・水漏れ:タンクや配管からの水漏れは、部品の劣化や故障が原因で発生します。
・温水の供給不安定:温水の温度や水量が不安定になる場合、ヒーターや温度センサー、リモコンの故障が疑われます。
・エラーコードの表示:温水器本体やリモコンにエラーコードが表示されることがあります。原因を特定し、修理や部品交換が必要です。
・水になったりお湯になったりが頻繁に起きる
・本体から水漏れがしている(古くなった電気温水器は本体下部が腐食して水漏れしていることが多いです)
これらの症状が現れた場合は、専門店もしくはメーカーへ相談し対処法や費用を確認してください。
↓三菱電気温水器修理受付センター
https://www.mitsubishielectric.co.jp/lsg/kaden/support/support/
また、10年以上経過してる場合には買い替えもご検討していただければいきなりお湯が出なくなり不便な事態が起きることを未然に防ぐことが出来ます。
三菱電気温水器の交換時期を見極めましょう
三菱電気温水器は寿命が近づくと故障のリスクが高まります。そのため、交換時期を見極めることがとても重要です。
何度も申し上げますが、三菱製電気温水器の寿命は一般的に10年から15年とされており、この期間を目安に交換を検討しましょう。
しかし、実際の交換時期は使用状況やメンテナンス状況に左右されるため、以下の点を確認し適切なタイミングで交換することが求められます。
・エラーコードが表示され、対処法を試しても解決しない場合
・ お湯の温度が安定しない、湯量が急激に減るなどの症状がある場合
・本体の下部から水漏れしている場合
いずれの状況も、温水器本体やヒーターの劣化、部品の摩耗などが原因となっている可能性が高です。
製造年数から10年以上経過している場合修理部品などもすでに製造させていない可能性もありますのでそのような場合は電気温水器の交換となってしまいます。
交換費用の目安と工事業者の選び方
交換費用の目安は、本体価格に加えて工事費が必要になってまいります。
一般的な交換費用の目安は給湯専用タイプの場合容量にもよって変わってきますがおおよそ20万円~35万円程度、フルオートタイプの場合おおよそ30万円~45万円程になってきます、
工事業者によって価格はバラバラですのでしっかり相見積もりを取って納得のいく選択をお勧めします。また選択する製品によって異なりますので以下の注意事項を参考に賢く工事業者の選定をされてください。
・評判やGoogleの口コミを確認する
・ご自宅から近くの交換事例が豊富な業者を選ぶ
・保証やアフターサービスが充実している業者を選ぶ
・ちゃんと事務所があるかGoogleマップなどで確認する
・電気工事の資格を持っている職人が工事してくれるか確認する
・同じ商品でも高い業者安い業者があるのでなぜ価格が高いのか安いのかを確認して選ぶ(決して安いから良いという訳ではない場合もあります)
これらのポイントを押さえつつ、複数の業者から見積もりを提出してもらい適正な価格とサービスを提供する工事業者を選ぶことが大切です。
エコキュートと電気温水器の違い
エコキュートと電気温水器の大きな違いは、お湯を作るための熱を作り出す方法です。
電気温水器は電気を貯湯タンクにある電熱ヒーターを通すことによって、水道水を温めてお風呂・キッチン・洗面台に出るお湯を作ります。
エコキュートは、外気を利用したヒートポンプで水道水を温めます。空気から集めた熱をCO2(二酸化炭素)冷媒に伝え、さらにコンプレッサで圧縮して高温にした上で水に伝えることでお湯を沸かします。
エコキュートは外気を熱源として利用することで、従来主流であった電気温水器よりも高効率でお湯を沸かすことが出来るようになりました。
また、ランニングコストにも大きな違いがあります。
エコキュートは電気温水器よりもお湯を沸かす電気代がエコキュートに比べ約3分の1まで省エネになっています。
例えば現在、電気温水器でお湯を沸かす電気代が毎月6000円だとするとエコキュートの場合は約2000円程でお湯を沸かす事が出来ますので
電気温水器が壊れて交換になった際にエコキュートに買い替えられるご家庭がほとんどです。
また、現在電気温水器からエコキュートに交換すると最大で18万円支給される補助金もありますので大変お得に
電気温水器からエコキュートへの交換が可能となっております。
修理にかかる費用相場感
修理やメンテナンスにかかる費用は、故障の原因や製品の種類によって異なってまいります。
・三方弁が故障した際の修理費用の相場
電気温水器の三方弁は、水とお湯の流れを変更する役割の箇所になります。
三方弁は電気温水器の故障の中でもお問合せが一番多い箇所になります。
三方弁が故障した際の修理費用の一般的な相場感は出張費+部材代+交換費用でおよそ20,000円~30,000円ほど費用が掛かってきます。
修理費用は、電気温水器の機種やメーカー、故障個所の状況によって変わります。
・混合弁が故障した際の修理費用の相場
電気温水器の混合弁とは、リモコンで設定した温度を出す為に本体に付いているお湯と水をその名の通り混合させる部位の箇所です。
フルオートタイプの電気温水器についており頻繁に故障が発生する箇所になります。
混合弁修理費用の一般的な相場感は、出張費+部材費+交換費用でおよそ25,000円~45,000円ほど費用が掛かってきます。
修理費用は、電気温水器の機種やメーカー、故障個所の状況によって変わります。
・制御基板が故障した際の修理費用の相場
電気温水器の制御基板とは、電気温水器の全てを司るいわゆる頭脳的な役割の場所になります。
制御基板が故障すれば、リモコンが付かなかったりお湯が一切出なくなったりします。
制御基板の修理費用の一般的な相場感は、出張費+部材費+交換費用でおよそ22,000円~45,000円ほど費用が掛かってきます。
修理費用は、電気温水器の機種やメーカー、故障個所の状況によって変わります。
・三菱電気温水器でお湯を沸かせない時の修理費用の相場
電気温水器でお湯が沸かない時の原因として考えられるのは電気ヒーターの故障が上げられます。
もし、電気ヒーターが故障しておりお湯が出なくなった際の修理費の相場としては出張代+部品代+交換費用でおよそ30,000円~60,000円ほど費用が掛かってきます。
修理費用は、電気温水器の機種やメーカー、故障個所の状況によって変わります。
・三菱電気温水器本体から水漏れ・お湯漏れの際の修理費用の相場
三菱電気温水器の水漏れやお湯漏れがしている際は、電気温水器の中の配管接続パッキンや継手、本体タンクのピンホール穴などから水漏れやお湯漏れが発生している可能性があります。
また、実際に多いのが本体の下部が経年劣化でボロボロに錆びて腐食しており底から漏れて漏水している可能性も高いです。
三菱電気温水器の水漏れお湯漏れが発生したときの修理費用の一般的な相場感としては、出張費+部品代+交換費用での修理費用が60,000円ほど費用が掛かってきます。
修理費用は、電気温水器の機種やメーカー、故障個所の状況によって変わります。
三菱電気温水器の寿命を把握して安心してお風呂に入れるように対策しておきましょう!
電気温水器を長持ちさせるには、定期的な点検やメンテナンスを行い故障や不具合の早期発見に努めることが大切です。
三菱電機の電気温水器は、質の高い製品で信頼性がありますが、長期間安心して使用するために適切な点検やメンテナンスが大切です。
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電気温水器の寿命が来てしまったときは是非、ご連絡ください。