こんにちは。エコキュート交換工事の専門店として全国展開をしております
「チカラもち」のブログ担当スタッフです。
このブログでは、エコキュートを長く使うために自分でできるメンテナンスについて、これまで二度にわたって紹介しました。
その1「貯湯タンクの水抜き」 https://chikaramoti.jp/blog/2060/
その2「浴槽フィルターの掃除、配管の清掃」https://chikaramoti.jp/blog/2072/
今回は、逃し弁、漏電遮断機、配管接続部の定期的な点検についてご紹介します。
この3ヶ所は放っておくと大きな故障につながる異常が起きることも。
「いざお風呂に入ろうとしたらお湯が沸いていない!」とか
「想定より早く故障して買い替えが必要になってしまった!」のようにならないためにも、
異変を見逃さないように休みの間に一度ご家庭でメンテナンスしてみてはいかがでしょうか。
目次
逃し弁の点検方法
逃し弁とは、水を沸き上げた際に発生する膨張水(元の体積から増えた水)を排出するパーツ。
逃し弁の故障、不調を放っておくと沸き上げ時に膨張した水を逃す場所がなくなり、貯湯タンクに大きな負荷がかかります。
すぐに壊れることはありませんが、異常がある場合はなるべく早く改善してください。
点検方法は次のとおりです。
点検は、沸き上げを行なっていないときにやるようにしましょう。
すでに沸き上げられたお湯が排水されることがあるので、安全に注意しながら点検してください。
- 逃し弁の操作窓を開け、レバーを上げる
※逃し弁の操作窓はエコキュート前面の上部についていることが多いです。(メーカーにより異なります) - 排水管から水が排水されることを確認する
- レバーを下げて、水が止まるかを確認する
※止まらない場合は、何度かレバーを上げ下げする。 - 逃し弁の操作窓を閉める
漏電遮断機の点検方法
漏電遮断機は、漏電が起きたときに電気を遮断しエコキュートの運転を停止させるパーツです。
万が一漏電が発生したときにやけどや火災などの二次被害を起こさないために
漏電遮断機が正常に作動するかを確認しておく必要があります。
点検方法は次のとおりです。
- 漏電遮断機の操作窓を開ける
※漏電遮断機の操作窓はエコキュート前面の下部についていることが多いです。(メーカーにより異なります) - テストボタンを押す
- ONになっているスイッチがOFFに切り替わるか確認する
- スイッチをONに戻し、操作窓を閉める
配管接続部の点検方法
エコキュートと浴槽をつなぐ配管の接続部には、シリコンやゴム製のパッキンが使われています。
経年劣化による水漏れを防ぐために目視での点検を行います。
パッキンの寿命は、使用状況にもよりますがだいたい7〜10年ほどと言われています。
10~15年と言われるエコキュート自体の耐用年数よりも短めですので、
「購入してからしばらく経つな」という方は点検しておいた方が良いでしょう。
タンクのカバーを外し、配管の接続部から水が漏れていないか、異常のある部分はないかを確認します。
年に2〜3回、特に冬になる前には配管凍結を防ぐためにも他の部分のメンテナンスとともにチェックするようにしましょう。
まとめ
自分で対応できないような異常を見つけた場合はすぐに修理業者に連絡してください。
水漏れなどの異常を長く放っておくと、エコキュート全体の故障につながることもあります。
異常が軽微な内に早めに対応することで、修理・買い替えの費用を抑えることができます。
チカラもちでは、エコキュートの修理依頼を承っております。
「作動するときに変な音がする」、「お湯が出ない」、
「以前よりもシャワーの水圧が弱くなった」など、
何かありましたらいつでもご連絡ください。
エコキュートの修理や交換をお考えの方は
ぜひ全国に展開するエコキュート交換工事専門店の【チカラもち】にご相談ください!
0120-337-910、24時間受付中(年中無休)