暑い夏、設定温度はどうする？

2023.07.13

カテゴリー: エコキュートのお役立ちブログ, エコキュートの設置・導入をお考えの方向け

こんにちは。エコキュート交換工事の専門店として全国展開をしております、
「チカラもち」のブログ担当スタッフです。

夏もいよいよ本番。蒸し暑い日が続きますね。
寒い冬と比べて、気温の高い夏はシャワーやお風呂や洗面所の給湯温度を低めに設定されているご家庭も多いことでしょう。
「実際に使用するお湯の温度は下がるのに、給湯器の設定温度はそのままでいいの？」と疑問に思ったことはありませんか？
エコキュートの給湯温度を少し見直すだけで、省エネ＆節約につながるかもしれません。
今回は、夏の時期におすすめの温度設定について紹介します。

エコキュートが本領発揮できるのは夏！

実はエコキュートは夏場の電気代の節約にピッタリ！
エコキュートは外気の熱を利用してお湯を沸かすので、外の気温とお湯の沸き上げ温度の差が小さくなる夏は、冬と比べて効率良く沸き上げを行うことができるのです。
[例]
冬　外気温5℃ → 沸き上げ温度50℃
夏　外気温25℃ → 沸き上げ温度50℃

これに加えてさらなる節約＆省エネするなら「適切な温度設定」が欠かせません。
冬場と設定を変えなくても十分おトクなんですが、夏に合わせて温度の設定をちょっと変えるだけでより大きな節約＆省エネ効果が得られますよ。

夏の給湯温度のおすすめは50℃

エコキュートは、沸き上げたお湯に水道水を足して給湯します。
そのため、水道水そのものの温度が高い夏場に給湯温度を低くすると、温度を下げるために水をたくさん使う必要があったり、せっかく沸かしたお湯が余ってしまったりともったいないことに…。
かといって、エコキュートの給湯温度と実際に蛇口から出てくるお湯の設定温度があまりに近いと、今度はお湯が足りなくなってしまう懸念があります。

お湯の使用量や使い道にもよりますが、夏場の給湯温度のおすすめは50℃です。
50℃と聞くと熱く感じるかもしれませんが、一般的に蛇口から出てくるお湯の温度は、エコキュートの給湯温度よりも3℃ほど低いと言われています。
※季節によって変動します。
これは貯湯タンクから蛇口まで距離があり、配管で放熱するからです。

また、エコキュートのお湯が給湯される蛇口は、お湯と水を混ぜて一つの蛇口から出す「混合水栓」。
実際に使うお湯の温度を蛇口側の混合栓で調節することが可能なので、エコキュートの給湯温度は高めの50℃に設定しておいても問題ありません。

ちなみに、水道水を混ぜる「混合水栓」であることで十分な湯量を確保でき、シャワーの水圧を保つことができるというメリットもあるんです。

もしお湯がぬるいと感じた場合、サーモスタット式混合水栓を使用している方はリモコンの設定温度を出したいお湯の温度より5℃〜10℃高く設定すると、ちょうど良い湯温になりますよ。