寒冷地仕様のエコキュートは必要?一般地仕様との違い・工事費込の費用相場や選び方も解説 | エコキュート交換工事専門【チカラもち】最大77%オフ!地域最安に挑戦。

寒冷地仕様のエコキュートは必要?一般地仕様との違い・工事費込の費用相場や選び方も解説

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寒冷地仕様のエコキュートは必要?一般地仕様との違い・工事費込みの費用相場や選び方を解説

「エコキュートの寒冷地仕様は、どんな特徴がある?」
「該当地域や値段はどうなっている?」

寒冷地仕様について、こうした疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。一般地向けモデルとは異なる特徴があり、価格にも差が生じます。

本記事では、寒冷地仕様の必要性・一般地仕様との違い・選び方・注意点などを詳しく解説します。
メーカーごとの寒冷地モデルの強みについても取り上げます。
ぜひ最後までお読みいただき、最適な寒冷地向けモデル選びの参考にしてください。

エコキュートの寒冷地仕様は必要か不要か

必要か不要か検討

寒冷地仕様のエコキュートは、温度が低い地域環境でも高い給湯効率を発揮し、エネルギー消費を抑えられます。
理由は、寒冷地仕様ならではの保温機能に加え、凍結防止機能も搭載されているためです。

一方、気温が低い地域に一般地仕様のエコキュートを設置すると、凍結や給湯効率の低下が起こりやすくなります。

こうした特性を踏まえ、寒冷地の住まいに設置するメリットも確認しておきましょう。

寒冷地仕様のメリット補足
高い給湯効率低気温でも効率的な給湯が可能に。
省エネ性一般地仕様同様、最新のヒートポンプユニットや制御技術を搭載。 環境の負荷も低減できる。 エコキュート自体の電気代が安い
凍結防止機能凍結→機器故障の対策済みの為、安心して使用できる
多機能性寒冷地に配慮したメーカー独自の機能がある
長寿命寒冷地特有の厳しい条件に対応。 耐久性の高い製品がラインナップ
充実のサポート工事専門店やメーカー提供のサポートが充実

主要メーカーについては後述しますが、寒冷地仕様のシリーズ・モデルが各社から展開されています。

寒冷地仕様と一般地仕様のエコキュートの違い

寒冷地仕様と一般地仕様のエコキュートには、以下のような明確な違いがあります。

  • 価格が一般地仕様より5〜10万円ほど高くなる
  • 凍結を防止する機能が一般地仕様より充実
  • 氷点下25度まで耐える性能を誇る
  • タンク容量はワンサイズ大きめを検討

それぞれについて、認識しておきたい4点を順に確認しましょう。

価格が一般地仕様より5~10万円ほど高くなる

寒冷地仕様は一般地仕様より機能が充実しているため、その分価格も高くなります。一般地仕様のモデルと比較し、5〜10万円程の価格増が目安です。メーカーごとに差はありますが、10万円を超える価格差になることはほとんどありません。

ただし、ハイスペックモデルだと総額が高くなるため、予算をあらかじめ設定しておくことが重要です。

なお、工事費込みのエコキュート工事専門店での相場は38〜70万円が目安です。

凍結を防止する機能が一般地仕様より充実

寒冷地仕様のエコキュートには、一般地仕様にはない頼もしい機能が備わっています。

  • ヒートポンプユニットの耐雪や防雪の構造
  • 低温時でも力強く沸き上げる
  • AI制御をもつモデルもある
  • 貯湯ユニットや配管の凍結防止機能

低温地域に合わせたパワフルな運転や防雪対策など、充実した機能が搭載されています。

配管は機器の要であり、損傷させずに維持することがエコキュートの寿命を延ばすコツです。

関連記事:エコキュートの寿命は何年?平均年数・交換サイン・長持ちのコツや費用相場を解説

氷点下25度まで耐える性能を誇る

三菱電機によると、寒冷地仕様はマイナス25℃の環境でも使用可能な性能を備えていることが発表されています。

出典:三菱電機

一方、マイナス10℃程度までであれば一般地仕様でも使用できる点もエコキュートの特徴のひとつです。
「氷点下4〜8℃の経験はあるが、マイナス10℃を下回ったことはないから一般地仕様で問題ない」と判断してしまうケースもあるかもしれません。
しかし近年の気候変動は年々顕著になっており、極度の寒波で劇的な気温変化が起きることも想定しておく必要があります。一般地仕様のまま故障が発生すれば、修理費用という余計なコストが生じることになるからです。

寒冷地用のエコキュートを選ぶときの注意点

寒冷地向けのエコキュートは、単純に該当モデルを選べばいいわけではありません。
なぜなら、以下のような注意点が複数あるからです。

  • 電気代が平常運転時よりも高くなる可能性
  • 凍結を防ぐための機能に頼り切らない【自力対処も必要】
  • 貯湯タンクを屋内に設置する必要も【氷点下20℃を下回るエリア】
  • 寒冷地ならではの設置場所も検討

費用・トラブル・故障を防ぐために重要なポイントですので、しっかり理解しておきましょう。

電気代が平常運転時よりも高くなる可能性

エコキュートは空気中の熱を利用してお湯を沸かす仕組みのため、外気温が低いほど多くの電力を消費します。そのため一般地仕様より電力消費が増える冬季は、電気代がやや上がることを念頭に置いておきましょう。

エコキュートでお湯を沸かす仕組み

ただし、ガス給湯器や電気温水器と比べれば電気代は低く抑えられます。あくまで一般地仕様よりやや高くなる程度とお考えください。

関連記事:エコキュートの価格は工事費込みでいくらになる?交換費用の相場を解説

凍結を防ぐための機能に頼り切りにならない【自力対処も必要】

寒冷地向けモデルは凍結防止ヒーターや防雪・除霜機能が強化されていますが、マイナス25℃対応設計であっても想定を上回る豪雪に見舞われた場合、備え付けの機能だけに頼ることはできません。
防雪・除霜機能の許容範囲を超えると運転が停止するおそれがあるためです。放置せず手動で除雪するなど、自分でも対処できる準備をしておくことが大切です。

貯湯タンクを屋内に設置する必要も【氷点下20℃を下回るエリア】

寒冷地仕様のエコキュートは、マイナス25℃までの環境であれば使用可能とされています。
ただしマイナス20℃以下を下回る環境では、屋外設置の貯湯タンクを屋内に移す必要も考慮しなければなりません。

屋内設置スペースの確保が先決となるため、家族とあらかじめ相談しておきましょう。

参考:寸法(単位:mm)
  • 4~5人用:幅630、奥行760、高さ2160
  • 3~4人用:幅630、奥行760、高さ1820

出典:三菱電機

なお、2〜4人用のコンパクトモデル(コンパクトエコキュートとも呼ばれます)も寒冷地仕様として展開されています。

寒冷地仕様ならではの設置場所も検討

適切な設置場所を選ぶことで、寒冷地でも安定して使用できます。
住宅の構造や敷地条件によって異なりますが、屋内や屋根付きの場所への設置が推奨されます。

積雪が多いと想定される場所では、凍結や故障リスクを踏まえて設置場所を慎重に検討しましょう。適切な場所に設置することで雪の影響を受けにくくなり、故障リスクの低減にもつながります。

なお、安さだけを基準に業者を選ぶと、スピード優先で丁寧さに欠ける施工になりかねません。実績があり柔軟に対応できる業者を選ぶことが重要です。

地域別に見ておきたい寒冷地特有のチェックポイント

寒冷地仕様が必要かどうか判断に迷う場合も多いでしょう。
ここでは地域仕様のMAP確認と塩害仕様についても取り上げます。

地域仕様のMAP確認

寒冷地仕様のエコキュートは、最低気温が-10℃から-25℃の地域での使用を想定した設計です。

設置を検討する際は、以下の地域仕様MAPの確認も欠かせません。

地域仕様MAP。一般地と寒冷地選定のめやすを示した地図

画像出典:ダイキン

寒冷地はもちろん、4地域にお住いであれば注意しておく必要があります。
冬場に頻繁に氷点下になる地域では、配管ヒーターの性能が限定的な一般地仕様だと力不足になりがちです。
夜間に配管が凍結して朝方にお湯が出なくなるリスクや、ヒートポンプユニットへの積雪・雪の侵入による故障のおそれもあります。

沿岸付近にお住まいなら塩害対策も考慮に入れよう

沿岸地域では、塩害の被害についても心配です。
海沿いかつ寒冷地にお住まいの場合は、耐塩害仕様を備えたモデルも選択肢に入ります。

おすすめはダイキン製のエコキュートで、全機種が耐塩害仕様/耐重塩害仕様に対応済みです。
Aシリーズは寒冷地仕様であるため、塩害対策と寒冷地対策を兼ねた選択ができるのは心強い点です。

なお三菱電機では、寒冷地仕様のモデルに耐塩害仕様を追加した受注生産にも対応しています。
ただし受注生産期間の目安が3ヶ月のため、早期の納品・設置を希望する場合は、既存の耐塩害仕様モデルを選ぶことをおすすめします。

主要メーカーでおすすめの寒冷地仕様エコキュート

寒冷地仕様の特徴を理解したうえで、主要メーカーのエコキュートについて確認していきましょう。

各社の寒冷地モデルならではの特性も合わせて紹介します。

三菱電機【寒冷地でも頼もしい高効率の沸き上げ技術】

三菱電機は新エネルギー・産業技術総合開発機構との共同研究をもとに、寒冷地域向きの高効率沸き上げ技術を採用しています。
この取り組みにより、寒冷地向け全モデルで外気温マイナス25℃での高効率運転を実現しています。

寒冷地への対策内容
-25℃対応の沸き上げ外気温がマイナス25℃まで下がる地域でもヒートポンプが高効率に動作。
安定した給湯・追い焚きが可能。
凍結防止対策ヒートポンプユニットのほか、貯湯タンクユニットにも凍結防止ヒーターを内蔵
配管凍結を防ぐ
ハイパワー給湯 (S/Pシリーズ)高い圧力でシャワーが使える
寒冷地特有のヒートショック対策で、快適な入浴ができる
耐塩害・防錆仕様寒冷地の海沿いや錆びやすい環境にも対応
※受注生産
対応モデル(S・Vシリーズ)
対応モデル(Vシリーズ)

貯湯タンクユニットへの凍結防止ヒーターの取り付けについては、工事業者向けの据付説明書にも明記されています。

最先端技術の採用に加え、施工段階からの品質確保が徹底されており、購入を検討している方にとって大きな安心材料です。

パナソニック【断熱性能を発揮】

パナソニックの寒冷地仕様エコキュートは、シリーズのバリエーションが豊富です。
また保温性能をさらに高めたダブル真空断熱材を採用したJPシリーズの存在も注目ポイントです。

寒冷地への対策内容
高耐食・保温力ヒートポンプ・貯湯ユニットの断熱性能が高い
保温性も高く、凍結リスクを低減
安定した湯沸かし低温環境下でも保温機能が安定
快適な入浴を実現
高度なAI制御お風呂場への入室で自動湯沸かし
タイミングと量の最適化で電気代節約にも◎
対応シリーズ

対応シリーズの豊富さという点では、パナソニックはトップクラスの選択肢を持っています。

ダイキン【凍結防止のヒーター配置】

ダイキンは北海道旭川にダイキン旭川ラボを構えています。
極寒環境でのエコキュート試験運転を実施するなど、寒冷地に適した製品開発への取り組みを行っています。

東北・北海道など実際の寒冷地環境に基づく研究開発を背景に、以下のような充実した機能を搭載しています。

寒冷地への対策内容
ドレンパンヒーターヒートポンプユニットの下部(ドレンパン)に設置
効率よく除霜時の水の凍結を防ぐ、ヒーター
着雪防止ファン制御氷点下で運転を停止する際、ファンの回転を行ない着雪を防止する
あらかじめ霜取り運転が終わった際、外気等の温度で着霜状況を判断、除霜運転を行う
凍結防止ヒーター内蔵貯湯ユニットにも内蔵して凍結防止を徹底

凍結防止運転は「風呂配管凍結防止運転(フルオート)」と「ヒートポンプユニット配管凍結防止運転」の2種類があり、いずれも頼もしい機能です。

ただし、機能面は秀逸なものの、ラインナップは4〜7人向けのEQA46ZFHV 460Lと、3〜5人向けのEQA37ZFHV 370Lに限られています(2026年4月11日時点)。

参考:ダイキン(製品ページ)

機種のラインナップは限られますが、機能面を重視して選びたい方には有力な選択肢となります。

日立【ステンレス配管で結露・凍結防止に優れる】

日立の寒冷地仕様モデルは、高圧・井戸水対応やパワフルな給湯が特徴で、多様な使用環境での活躍が期待できます。

寒い季節に特に重要な水圧の強さ、温かさを持続する独自の構造など、様々な機能を備えています。

寒冷地への対策内容
ウレタンク構造高い断熱性でお湯が冷めにくい
ウレタンク発泡充填構造
ナイアガラ出湯水道直圧給湯方式を採用
2箇所の同時稼働でもパワフルに給湯
ステンレス配管寒冷地の配管の結露から凍結防止に◎
耐食性の高いステンレス配管採用で長期的な配管損傷リスクを軽減
※フルオートタイプ
高速湯張り標準の湯張り目安:約12分

高速の湯張り目安:約9分30秒
対応モデル

水圧の強さや配管の耐久性を重視する方には、日立の寒冷地モデルが有力な選択肢です。

寒冷地仕様についてのよくある質問

エコキュートに関するよくある質問

よくある疑問をQ&A形式でまとめましたので、確認していきましょう。

業者選びのコツはありますか?

まず、全国展開しているエコキュート工事専門店を選ぶことをおすすめします。
北海道や東北地方で複数店舗を構えているなら、寒冷地域におけるノウハウも潤沢なため、地域特有の環境に合ったアドバイスを受けられます。

助かる相談体制
  • 寒冷地仕様で良いかの判断を下してもらえる
  • 工事実績からサポートも地場で頼める
  • 追加の別売り部品は必要かの判断も任せられる

手動での除雪対策についても、工事専門店ならではのアドバイスが期待できます。

費用面では極端な安値にも高値にも偏らず、適正価格かどうかを判断基準のひとつにしましょう。

工事費込みで高くなるケースはありますか?

参考として、日立製のエコキュートは、3~5人家族向け(370Lの大容量)で、2026年3月に開催していたキャンペーンの価格は税込353,800円でした。

寒冷地特有の条件(極端な低温・積雪など)がある場合は、工事費が若干増える可能性も念頭に置いておきましょう。

一例として、三菱エコキュート別売部品の防雪架台(高架台)、こちらのメーカー価格は税込61,600円です(2026年4月11日時点)。積雪でヒートポンプユニットが埋まったり吸気口がふさがれたりするのを防ぐための部品です。
積雪のある地域であれば、上記の費用もプラスで想定しておくと安心です。

エコキュートのヒートポンプユニット用の防雪架台(高架台)

画像出典:三菱電機

なお、エコキュートの購入には、国や自治体からの補助金を活用できる場合があります。購入を検討しているモデルが補助金の対象となるか、施工業者に確認しておくことも大切です。

関連記事:エコキュートを補助金でお得に購入!給湯省エネ事業を解説

寒冷地にはやはり寒冷地仕様のモデルがおすすめ【まとめ】

寒冷地仕様のエコキュートは、工事費込みでも30万円台後半から設置できます。
紹介した各メーカーの製品は寒冷地環境を踏まえて開発されているため、用途に合ったモデルを選びやすいでしょう。

機種が決まったら、あとは施工業者の決定です。
追加部品の要否なども含め、地元で実績のある業者に相談することで、適切な施工が期待できます。

寒冷地仕様のエコキュートは年間光熱費を抑えられるコストパフォーマンスの高い給湯器です。ぜひ積極的に検討してみてください。


この記事を書いた人

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エコキュート交換職人を監修に記事の作成を行っております。お役立ちコラムの他、施工事例の更新も行っております。

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