こんにちは。エコキュート交換工事の専門店として全国展開をしております、
「チカラもち」のブログ担当スタッフです。

エコキュートの導入を検討するにあたって、「敷地内に設置ができるか」や「転倒・傾きによって故障しないか」を心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2011年の東日本大震災では、揺れによりエコキュートが転倒したり、傾きが生じたりしたことによって故障したという事例が96件報告されました。
転倒や傾きが起きると故障はもちろん、人や設置場所に影響することも。
エコキュートが倒れてきて怪我をしたり、家屋に傷がついてしまっては困りますよね。
大震災以来、各メーカーはエコキュートの耐震性を高める工夫を行ってきました。

今回は、現在チカラもちで取り扱っている4メーカーの耐震対策や、設置時の基礎工事のポイントについてご紹介します。

日立「ウレタンフォームを活用した耐震対策」

日立は、貯湯ユニットのタンク内脚、脚受け部を含めたユニット内部にウレタンフォームを充てんすることにより、「ウレタンク」採用のエコキュートにおいて370L、460Lのどちらも耐震クラスS(※)を実現しています。
Sクラスは病院、学校、避難所などと同じレベルの耐震であり、震度6〜7の揺れにも耐えられると言われています。

「ウレタンク」は保温性にも優れているので、その面でも災害時に活躍しそうですね。
関連記事:https://chikaramoti.jp/blog/2425/

現在、チカラもちで扱っている日立のエコキュートは全て「ウレタンク」を採用しています。
日立のエコキュートはこちら→ https://chikaramoti.jp/maker/hitachi/

ダイキン「脚部の補強で耐震クラスS基準の約140%の耐震強化」

ダイキンは、タンクの支持部と脚部を補強することで角形370Lにおいて、耐震クラスS基準の約110%耐震強化を実現。
さらに、脚部カバーを補強プレート付きにしたり、転倒防止金具をつけたりといった工夫により、最大で約140%の耐震強化を達成しました。(いずれもダイキン社の試験結果による)
※転倒防止金具、補強プレート付き脚部化粧カバーは別売り品です。

角型460Lは耐震クラスA(官庁施設と同程度)、薄型370L・460LはクラスB(一般住宅と同程度)となっています。
ダイキンのエコキュートはこちら→ https://chikaramoti.jp/maker/daikin/

三菱「幅広の“タフレッグ”で耐震性をアップ」

三菱は、角形370L以上の型についてエコキュートの貯湯ユニットを支える脚を幅広にした「タフレッグ」を採用。
幅85cmの丈夫な脚部により、施工の際に便利な三本脚はそのままに、耐震クラスS基準を実現しました。
三菱のエコキュートはこちら→ https://chikaramoti.jp/maker/mitsubishi/

パナソニック「 4本脚で揺れを分散」

エコキュートの脚はメーカーを問わず、ほとんどが3本です。
しかし、揺れの大きさや方向によっては1本に負担が集中し、荷重に耐えきれないことも。
そこで、パナソニックでは4本の脚で揺れを分散して受けるエコキュートを開発しました。
パナソニック社の試験では、4本脚だと、3本脚と比べて1本の脚にかかる最大荷重が約63%に低減することがわかりました。
2013年6月以降発売の角型モデル370L・460L貯湯ユニットにおいては、耐震クラスS基準をクリア。
また、薄型モデルにおいても本体と一体構造の脚を採用することで、揺れが脚部の一部に集中しづらいようにしています。
パナソニックのエコキュートはこちら→ https://chikaramoti.jp/maker/panasonic/

※「建築設備耐震設計・施工指針」(一般財団法人日本建築センター)における「局部震度法による建築設備機器の設計用標準震度」において定められた設計用水平震度のうち、最も高いレベルがS。病院、学校、避難所などと同じレベルの耐震であり、震度6〜7の揺れにも耐えうる。

基礎工事でのコンクリ使用などもお気軽にご相談ください。

地震対策において、エコキュート本体の耐震性能も重要ですが、エコキュートを取り付ける基礎の強度も大事になります。
エコキュートは大量の水を入れる貯湯タンクがあるため、タンクの容量が大きいほど水を入れた時に全体も重くなります。
370Lタンクの場合、タンク内の水だけでも370kg。総重量は400kg近くなります。
普段からこれだけの重量を支えることはもちろん、地震の際などにヒビ割れを起こさないような基礎づくりを行う必要があります。
交換工事の場合は、既設の土台を利用できますが、新しくエコキュートを設置する場合や土台の破損などで利用できない場合は基礎工事が必要です。
土台にはコンクリートを流し込んで作るものや簡易な既製品があります。

チカラもちでは、既製品の使用も基礎工事も対応できます。
また、基礎工事が必要であるかや必要な場合の工期や費用についても、相談時に対応しております。

まとめ

地震は予期の難しい災害だからこそ、揺れへの対策がエコキュートを安全に使い続けられるかの分かれ目になります。
エコキュートを設置するときは、耐震対策についても心がけてみてください。

新しく導入をお考えの方は、
ぜひ全国に展開するエコキュート交換工事専門店の【チカラもち】にご相談ください!
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