
日立製エコキュートの「C23」エラーによって、「お湯張りができない」「警告が消えない」とお困りではないでしょうか。ご自身で解決できることも多いエラーですが、原因はさまざまあるため、一つずつ確認しながら対処していく必要があります。
本記事では、見落としがちな原因を取り上げ、対策・応急処置・修理に出す場合の手順を紹介します。故障と断定する前に自己対処できる箇所がないかを、内容を詳しく見ていきましょう。
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日立エコキュートで「C23」エラーとなる原因
日立の公式ページでは、「C23」と「Er23」が同じお湯張りのトラブルとして扱われています。
ここでは原因を一つずつ挙げていきますので、見落としがないか確認していきましょう。
浴槽の排水栓が開いたままになっている

浴槽の排水栓が開いたままなのは意外とありがちで、この状態で給湯すると「C23」のエラー原因となります。お湯張りをする方以外がうっかり栓を閉め忘れているパターンもあるため、電気代を無駄に消費しないよう、すぐに対処しましょう。
| 発生パターン | 内容 |
|---|---|
| 排水栓の見落とし | ・ボタン式(ワンプッシュ排水栓)での押し間違い ・ゴム栓(チェーン式)での密閉が不完全 |
| お湯張り係のミス | ・排水、掃除、退出時に、栓を閉めたつもりのミス ・いつもと違う人が風呂掃除とお湯張りをしていてミス |
お湯張り前には排水栓の確認を徹底し、普段からお風呂の準備をする家族への声かけも心がけましょう。
浴槽のお湯をくみ出すことが多い
「C23」エラーは、浴槽のお湯が急激に減ることでも発生します。意図せずに水位を下げてしまう原因は以下のとおりです。
| 原因 | 該当する行動 |
|---|---|
| かけ湯をするとき | 浴槽のお湯を手桶でくみ出した |
| お湯を薄めたとき | 温度調節を目的に、熱いお湯を抜いて水を足した |
| 洗濯機(手動) | 温水でガンコな汚れを落とすため、浴槽のお湯を使った |
| 洗濯機(自動) | お湯取運転を使用していて浴槽内のお湯が減った |
| 水位が下がったとき | 日立エコキュートの半身浴モードを使い水位がダウン |
なお、半身浴モードの最小お湯張り量は、浴槽アダプターの上端から5cmが目安です。保温運転中にアダプターの上端より水位が下がるとエラーを検知するので、心当たりがないか再確認しましょう。
循環アダプターのお手入れ不足
日立エコキュートでは、お風呂循環アダプターのフィルター清掃不足も「C23」エラーの原因になることがあります。
たとえば、普段のバスタブ清掃は浴槽内面とフランジ(ふち)がメインで、循環アダプターのお手入れを忘れてしまうことも珍しくありません。
しかし日立の取扱説明書では、こまめに手入れを実施するよう推奨されています。
- 浴槽のお湯を排水後、循環アダプターのフィルターセットを外す
- フィルターセットとフィルターガイドの網目の湯垢を掃除
- 元に戻す(△のマークを合わせ、右方向に止まるまで回す)
清掃不足に心当たりがある場合は、「C23」エラーを防ぐためにもこまめにセルフメンテナンスを行いましょう。
循環ポンプの不具合が起きている
日立エコキュートの「C23」エラーは、お風呂の循環異常で起こる不具合です。栓の閉め忘れを確認しても改善しない場合、日立では修理受付センターや販売店への点検・修理依頼を案内しています。
その理由は、ふろ循環系の部品(循環ポンプなど)の不具合が考えられるためです。また、経年劣化による摩耗が進むと、エコキュートから異音が発生することもあります。

日立エコキュートのエラー「C23」のリセット(解除)方法
日立エコキュートのエラーコード「C23(Er23)」をメモに控えてから、リモコンを確認しながら以下の手順で進めてください。
また操作は、ふろリモコンと台所リモコンのどちらからでも可能です。
対処手順
- リモコンの扉を開いて画面を確認
- エラーコード確認(C23等が表示)し、「決定」ボタンを押す
- 「メニュー」ボタンを3秒以上長押しして、点検表示を解除
- 標準画面に戻ったことを画面で確認
※栓の閉め忘れなら、ボタン長押し解除前に行う
「ふろ栓確認」表示で、点検表示の解除後に行うこと
- 足し湯でも水位が増えない:ふろ自動運転でお湯張りする
- 追い焚きができない:足し湯(配管内の空気溜まりの解消にも有効)で循環アダプターの上端までお湯を入れ、もう一度追い焚き(半身浴湯張りのエラー解消にも有効)する
これらの対処を行ってもエラーが解消しない場合は、循環ポンプの異常が考えられるため、工事店等への修理・点検依頼が必要になります。

日立エコキュート「C23」エラー時のシャワー可否と応急処置
「C23」のエラーは、あくまでも浴槽アダプターからの給湯異常です。そのため浴槽以外の蛇口(シャワー含む)・キッチン・洗面所などからはお湯を出せますが、貯湯タンクに残り湯がある場合に限られます。念のため、リモコンで残量目盛りを確認しておきましょう。
しかしエラーが復旧せず点検・修理が必要になる場合は、修理完了までの間の入浴手段を確保しておく必要があります。
処置の順番
- 日立または工事店へ連絡
- エラー「C23」、お湯が張れない状態を伝える
- 点検修理日を取り決める
- 訪問による点検修理が完了
復旧するまでの間は、近隣の銭湯・温泉施設・日帰り温泉などを利用したり、友人や親族にお風呂を借りたりする手段を確保しておきましょう。

日立エコキュートのエラー「C23」の修理費用と依頼の流れ

日立公式では、お風呂のお湯が出ないトラブルは43,000〜45,000円前後が修理費用の目安と記載されています。
ただし「日立TWGオール電化延長保証」では、エコキュートも7年・10年の延長保証の対象になるため、使用開始から5〜10年未満で加入中の場合は保証書を確認しておきましょう。
ここでは保証期間を過ぎているケースを想定して、公式への修理依頼の流れと買い替えの判断基準についても紹介します。
日立に修理を依頼する際の流れ
日立に修理を依頼するなら、「日立グローバルライフソリューションズ」への問い合わせから進めていきます。
Webから手続きができますが、事前に日立のエコキュートまたは販売店(工事店)独自の保証に加入しているかの確認もしておきましょう。
「C23」エラーは本体の買い替えが必要?
「C23」エラーにまつわる修理費は公式の目安によると43,000~45,000円前後とされていて、部品や状況によって変動する場合があります。
「C23」以外のエラーも頻繁に発生しており、使用年数が長い場合は、経年劣化により本体が寿命を迎えている可能性があります。
耐用年数の目安は10〜15年とされているため、他のエラーも頻発する場合は新規交換も視野に入れてみましょう。

まとめ
お湯張りや追い焚きができない「C23」エラーは、栓の閉め忘れやお湯のくみ出しにともなうトラブルが代表的な要因です。循環ポンプの異常が原因の場合は、専門業者による点検・修理が必要になることもあります。
エコキュート工事専門店のチカラもちでは、日立製品を含めた無料出張見積もり・点検・修理を承っております。買い替えるべきかの判断や補助金対象の機種など、各家庭に合わせたご提案もしているため、ぜひお気軽にお問い合わせください。


